39問‐関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県) R1年度(2019年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、高コレステロール改善薬についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

39問‐高コレステロール改善薬

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 選択肢aの「ビタミンB2(リボフラビン)は、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成する。」ですが、誤った記述です。

 ビタミンB2(リボフラビン)は、コレステロールの生合成抑制と排泄・異化促進作用、中性脂肪抑制作用、過酸化脂質分解作用です。

 参考:ビタミンB2

 選択肢のいう効能は、「リノール酸」や「ポリエンホスファチジルコリン」です。

 よって、選択肢の「a」は、「誤」と相なります。

解説:b

 選択肢bの「大豆油不鹸化物(ソイステロール)は、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。」ですが、正しい記述です。

 参考:大豆油不鹸化物(ソイステロール)

 選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説:c

 選択肢cの「パンテチンは、LDL等の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を高めて、HDL産生を高める作用があるとされる。」ですが、正しい記述です。

 参考:パンテチン

 当該成分は、「ひっかけ」問題に注意です。

 「パンテチンは、LDL等の異化排泄を“低下させ”、リポタンパクリパーゼ活性を“低めて”、HDL産生を“低める”作用がある」とか…、

 「パンテチンは、“HDL”等の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を高めて、“LDL”産生を高める作用があるとされる。」といったように、「ひっかけ」が出題されています。

 よく出るので、テキストを精読しておきましょう。

 選択肢の「c」は、「正」と相なります。

解説:d

 選択肢dの「ポリエンホスファチジルコリンは、細胞内の酸化還元系やミトコンドリアにおける電子伝達系に働き、糖質、脂質の生体内代謝に広く関与する。」ですが、誤った記述です。

 ポリエンホスファチジルコリンは、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成し、コレステロールの代謝を促す効果が期待されます。

 参考:ポリエンホスファチジルコリン

 選択肢の説明は、「ビタミンB2(リボフラビン酪酸エステル等)」ですが、ここまで憶えなくていいでしょう。

 登録販売者は、化学者じゃありません。

 よって、選択肢の「d」は、「誤」と相なります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

医薬品

 21問:かぜ薬(総合感冒薬)・・・「ふつう」。

 22問:かぜ薬成分・・・「ふつう」。

 23問:漢方処方製剤の副作用・・・「難」。

 24問:漢方処方製剤のかぜ薬・・・「難」。

 25問:解熱鎮痛薬・・・「ふつう」。

 26問:解熱鎮痛薬の副作用・・・「ふつう」。

 27問:眠気を促す薬・・・「ふつう」。

 28問:漢方処方製剤 神経質等の改善・・・「難」。

 29問:カフェイン・・・「ふつう」。

 30問:鎮暈薬(乗り物酔い防止薬)・・・「ふつう」。

 31問:授乳婦とせき抑え成分・・・「ふつう」。

 32問:漢方処方製剤 鎮咳去痰・・・「難」。

 33問:胃に作用する薬・・・「ふつう」。

 34問:漢方処方製剤 胃腸不調改善・・・「難」。

 35問:止瀉成分・・・「ふつう」。

 36問:瀉下成分・・・「ふつう」。

 37問:動悸・息切れ薬・・・「ふつう」。

 38問:生薬 強心作用・・・「難」。

 39問:高コレステロール改善薬・・・「ふつう」。

 40問:貧血・貧血用薬・・・「ふつう」。

 41問::漢方処方製剤 月経不順・・・「難」。

 42問:アレルギー・・・「ふつう」。

 43問:内服アレルギー用薬・・・「ふつう」。

 44問:鼻炎用点鼻用薬・・・「ふつう」。

 45問:眼科用薬・・・「ふつう」。

 46問:点眼薬・・・「ふつう」。

 47問:殺菌消毒成分・・・「ふつう」。

 48問:外皮用薬の非ステロイド性抗炎症薬・・・「ふつう」。

 49問:角質化・かさつきの改善成分・・・「ふつう」。

 50問:にきびと吹き出物の治療・・・「ふつう」。

 51問:口内炎・歯痛・・・「ふつう」。

 52問:禁煙補助剤・・・「ふつう」。

 53問:滋養強壮保健薬1・・・「ふつう」。

 54問:滋養強壮保健薬2・・・「ふつう」。

 55問:漢方処方製剤 一般・・・「やや難」。

 56問:漢方処方製剤 肥満症・・・「難」。

 57問:殺菌消毒薬・・・「ふつう」。

 58問:有機リン系殺虫成分・・・「ふつう」。

 59問:一般用検査薬の販売・・・「ふつう」。

 60問:尿タンパク検査薬・・・「ふつう」。

R1 関西広域連合 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・R1 関西広域連合 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする