リノール酸‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 リノール酸は、「心臓・血液に作用する薬」の「高コレステロール改善薬」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

インデックス

  1. おさらい‐手引き抜粋
  2. 傾向と対策、優先順位
  3. 過去問○×問題
  4. 解説
  5. 試験ポイント
  6. 他のページ

おさらい‐手引き抜粋

 復習用に、手引きを抜粋すると…、

 「リノール酸、ポリエンホスファチジルコリンは、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成するとされ、」

 「肝臓におけるコレステロールの代謝を促す効果を期待して用いられる。」

 「悪心(吐きけ)、胃部不快感、胸やけ、下痢等の消化器系の副作用が現れることがある。

 …と、相なります。

傾向と対策、優先順位

 ご存じのように、「リノール酸」は、「心臓・血液に作用する薬」の「高コレステロール改善薬」として登場します。

 当該成分の配合された市販薬ですが、わたしが調べた範囲では、見当たりませんでした。興味のある方は、深く検索してみてください。

 頻出とまでは言いませんが、わりかし、出る成分です。

 「新潟県 R5 第74問」や「福岡県 R4 第77問」といった出題例があります。

 優先順位は、「ふつう」です。

過去問○×問題

 リノール酸は…、

 ① リノール酸は、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成 するとされ、肝臓におけるコレステロールの代謝を促す効果を期待して用いられる。

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「リノール酸は、コレステロールと結合して、代謝されやすいコレステロールエステルを形成するとされ、肝臓におけるコレステロールの代謝を促す効果を期待して用いられる。」ですが、正しい記述です。

 その通りの作用があります。

 よって、①は、「○」となります。

 ところで、本試験では、下線の部分に注意してください。

 「ひっかけ」として、先の「肝臓」が「腎臓」になっていたり、「促す」が「防ぐ」になっていたりします。

 登録販売者では、こういう人を食った「ひっかけ」問題が多いので、基本問題ほど、丁寧に問題を読みましょう。

試験ポイント

 キーワードの「コレステロールエステル」が出てくるのは、当該リノール酸と「ポリエンホスファチジルコリン」だけなので、ここで憶えるといいでしょう。

 また、「高コレステロール改善成分」そのものに、副作用があります。

 手引きには…、

 「悪心(吐きけ)、胃部不快感、胸やけ、下痢等の消化器系の副作用が現れることがある。」

 …とあります。

 副作用は、何でも出る可能性があります。

 このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、チェックしておきましょう。

コツ的なこと

 登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。


他のページ

 「心臓・血液に作用する薬」の他の「高コレステロール改善薬」へのリンクです。

 大豆油不鹸化物(ソイステロール)

 リノール酸

 ポリエンホスファチジルコリン

 パンテチン

 ビタミンB2

 ビタミンE

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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