12問‐福島県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「基本知識」の「妊婦等2」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
12問‐妊婦等2
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「コデインリン酸塩水和物は、授乳中の人も使用することができる。」ですが、誤った記述です。
鎮咳去痰薬の「麻薬性鎮咳成分」の「コデインリン酸塩」ですが、授乳中の人は、“使用を避ける”となっています。
「適正使用」のド定番論点なので、押えておきましょう。
参考：使用しない 女性系
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「ビタミンＡ含有製剤のように、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取する と胎児に先天異常を起こす危険性が低くなるとされているものがある。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「危険性が低くなる」のところです。
正しくは、「危険性が高まるとされている」です。
滋養強壮保健薬の「ビタミンA」ですが、「ビタミンA製剤を栄養補助剤として１日１００００国際単位以上を継続摂取した女性から生まれた子供に、先天異常の発生率の増加が認められたという研究報告ある」ため、「相談すること」となっています。
参考：相談すること 妊婦等（妊婦又は妊娠していると思われる人）
また、ここは、「数字論点」です。
他県にて、ナンタラ国際単位が問われた事があるので、押えておきましょう。
参考：医薬品の数字１０
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「一般用医薬品において、多くの場合、妊婦が使用した場合における安全性に関する 評価が困難である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
ですから、医薬品には、「女性系」の禁忌が多々あります。すべて押えておくべきです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「医薬品の種類によっては、授乳婦が使用した医薬品の成分の一部が乳汁中に移行す ることが知られている」ですが、正しい記述です。
選択肢の言う「成分の一部が乳汁中に移行する」成分ですが、「ロートエキス」や「ジフェンヒドラミン塩酸塩」などがあります。
「医薬品」や「適正使用」で定番の論点なので、ガチで押えておきましょう。
参考：使用しない 女性系
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：4
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
基本知識
令和3年度 福島県 科目別
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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