第23問は、「給排水衛生設備」の問題です。「給排水空間」「逆サイホン作用」や「伸頂通気管」などは、テキストに載っている事が多いです。シッカリ読み込んでおきましょう。また、再出題に備えて、復習だけはしておきましょう。
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本問のレベルは「やや難」です。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
別段、複雑な指示はないので、ふつうに選択肢の1つ1つを解けばいいです。
なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください。
選択肢1の「排水口空間とは、間接排水管の管端と、一般排水系統に直結している水受け容器又は排水器具のあふれ縁との間の鉛直距離をいう。」ですが、正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
なお、「鉛直距離」とは、「鉛直線上にある2点間の距離」です。
んで、「鉛直」とは、「重り(錘)を糸で吊り下げたときの糸が示す方向、すなわち、重力の方向」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「インバートますとは、雨水中に含まれる上砂などを阻集するために、泥だめを設けたますをいう。」ですが、誤った記述です。
インバートますとは、「汚水枡の底面に管のある枡」のことです。
汚物による管の詰まるのを避け、汚水が流れやすいように、枡の底面に管の半分が食い込むように、彫り込まれている、とのことです。
チェックだけはしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「逆サイホン作用とは、水受け容器中に吐き出された水、使用された水、又はその他の液体が給水管内に生じた負圧による吸引作用のため、給水管内に逆流することをいう」ですが、正しい記述です。
多くのテキストには、載っているはずです。要チェックです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「伸頂通気管とは、最上部の排水横管が排水立て管に接続した点よりも更に上方へ、その排水立て管を立ち上げ、これを通気管に使用する部分をいう。」ですが、正しい記述です。
テキスト記載事項です。チェックだけはしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
本問は、「最も不適切なものはどれか?」ですので…
正解:2
…と相なります。
当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「建築・設備系の過去問リスト」を、活用ください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
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