第22問は、「石綿(アスベスト)」の問題です。これまた手強い問題です。過去問を解き、再出題に備えるくらいが関の山です。
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本問のレベルは「難」です。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
手強い問題ですが、解けるようにはなっておきましょう。
再出代の可能性が高いので、捨ててはいけません!
選択肢すべてを、チェックだけはしておきましょう。
選択肢1の「微細な浮遊繊維が人体に有害となる石綿(アスベスト)のーつに、クロシドライト(青石綿)がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「グーグル検索:石綿」などを、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「事業者は、石綿障害予防規則の定めにより、石綿健康診断の結果に基づく石綿健康診断個人票を作成し、これを当該労働者が当該事業場において常時石綿等を取り扱う」ですが、正しい記述です。業務に従事しないこととなった日から40年間保存しなければならない。」ですが、正しい記述です。
数字の「40年間保存」は、再度、出そうです。要チェックです。
「せきめん」の「4文字」で「40年」くらいに憶えましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「吹付け石綿及び吹付けロックウールでその含有する石綿の重量が当該建築材料の重量の0.1%を超えるものは、建築基準法により、建築材料としての使用は禁止されている。」ですが、正しい記述です。
数字の「0.1%を超える」は、チェックはしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「建築物などの内外装仕上げに用いられる建築用仕上げ塗材については、過去に石綿を含有するものは製造されたことがない。」ですが、誤った記述です。
吹付け石綿として、製造されていた事があります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
こういう問題ですが、選択肢の構成からアプローチするのも「一手」です。
まず、選択肢1ですが、石綿の細かい内容を、管理業務主任者が知っておくべきでしょうか?
こうした点から、こういうものは、おおむね「正解」だろうと推定します。
選択肢2と3は、「数字問題」なので、どうにも、考えようがないです。
選択肢4ですが、「なんでこういう選択肢を出したのか?」から考えると、選択肢判別の一助となります。
もし、「製造されたことがない」のなら、問う必要はないですね。
「製造されたことがある」から、注意喚起として、問うているわけです。
また、選択肢4だけは、他の選択肢と、毛並みが違います。
「お手上げ」問題に遭遇したら、こんな感じで、選択肢に噛り付いてみてください。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
本問は、「最も不適切なものはどれか?」ですので…
正解:4
…と相なります。
当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「建築・設備系の過去問リスト」を、活用ください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。
予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。
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