第39問‐東京都 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「医薬品の副作用」についての問題です。難しいところはありません。ほぼ取れるはずです。

第39問‐医薬品の副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品の使用が原因で血液中の白血球(好中球)が減少し、細菌やウイルスの感染に対する抵 抗力が弱くなって、突然の高熱、悪寒、喉の痛み、口内炎、倦 怠感等の症状を呈することがある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「5)病気等に対する抵抗力の低下等」からの出題です。

 こういう記述も出るので、副作用のすべては、精読しておくべきです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品の使用が原因で血液中の血小板が減少し、鼻血、歯ぐきからの出血、手足の青あざ(紫 斑)等の症状が現れることがある。」ですが、正しい記述です。

 これも、「5)病気等に対する抵抗力の低下等」からの出題です。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「精神神経症状は、医薬品の大量服用や長期連用、乳幼児への適用外の使用等の不適正な使用が なされた場合に限られ、通常の用法・用量では発生しない。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「通常の用法・用量では発生しない」のところです。

 「精神神経症状」は、「通常の用法・用量でも発生することがある」となっています。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「無菌性髄膜炎は、大部分はウイルスが原因と考えられているが、マイコプラズマ感染症やライム病、医薬品の副作用等によって生じることもある」ですが、正しい記述です。

 「無菌性髄膜炎」の正しい記述です。

 「大部分はウイルス」のところは、押えておきましょう。

 「マイコプラズマ感染症やライム病」ウンヌンは、ざっくり見ておけばいいでしょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系

 22問:消化器系2

 23問:呼吸器系

 24問:循環器系

 25問:血液及びリンパ系

 26問:泌尿器系

 27問:目

 28問:鼻及び耳

 29問:外皮系

 30問:骨格系及び筋組織

 31問:脳や神経系の働き

 32問:有効成分の吸収及び代謝

 33問:有効成分の吸収及び代謝

 34問:医薬品の体内での働き

 35問:剤形

 36問:皮膚粘膜眼症候群・中毒性表皮壊死融解症

 37問:肝機能障害

 38問:偽アルドステロン症

 39問:医薬品の副作用

 40問:循環器系に現れる副作用

令和5年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和5年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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