第10問‐東京都 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「乳幼児と医薬品」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第10問‐乳幼児と医薬品

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品が喉につかえると、咳き込んで吐き出し苦しむことになり、その体験から乳幼 児に医薬品の服用に対する拒否意識を生じさせることがある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「一般に乳幼児は、容態が変化した場合に、自分の体調を適切に伝えることが難しい。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 まあ、常識的に判断できるかと思います。難しく考えないで、解答してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「 「医療用医薬品の添付文書等の記載要領の留意事項」(平成29年6月8日付け薬生安 発0608第1号厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長通知別添)において、おお よその目安として生後4週以上、2歳未満を「乳児」としている。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「2歳未満」のところです。

 正しくは、「1歳未満」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 小児等の数字は、実によく出るので、令和4年度の改正事項だった「新生児:生後4週未満」ともども、ガチ暗記してください。

 憶え方あります。「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方」も、参考にしてください。

 なお、選択肢の小難しい「平成29年6月8日付け…」ウンヌン以下は、無視していいです。

選択肢d

 選択肢dの「乳幼児が誤って薬を大量に飲み込んだ誤飲事故の場合には、一般用医薬品であっても 応急処置等について関係機関の専門家に相談し、又は様子がおかしいようであれば医療 機関に連れて行くなどの対応をする必要がある」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:5

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基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品の本質2

 3問:医薬品のリスク評価

 4問:健康食品

 5問:アレルギー(過敏反応)

 6問:医薬品の副作用

 7問:医薬品の適正使用

 8問:医薬品の代謝及び医薬品と食品との相互作用

 9問:小児と医薬品

 10問:乳幼児と医薬品

 11問:高齢者と医薬品

 12問:医療機関で治療を受けている人

 13問:プラセボ効果(偽薬効果)

 14問:医薬品の品質

 15問:セルフメディケーション

 16問:一般用医薬品の選択

 17問:販売時コミュニケーション

 18問:サリドマイド及びサリドマイド訴訟

 19問:スモン訴訟

 20問:HIV(ヒト免疫不全ウイルス)訴訟

令和4年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和4年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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