登録販売者大分県過去問＋解説令和5年度（2023年度）第20問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「基本知識」の「薬害と該当医薬品」についての出題です。薬害訴訟の横断的な問題です。難しくないです。基礎的なものばかりなので、大丈夫でしょう。こういう出題もあるという傾向把握の一環としても見ておいてください。

大分県第20問‐薬害と該当医薬品

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢ア

　選択肢アの「スモン訴訟・・・ヒト乾燥硬膜」ですが、誤った記述です。

　「スモン訴訟」の原因となった医薬品は、「キノホルム製剤」です。

　「スモン・スモン訴訟のポイントまとめ」も、参考にしてください。

　なお、「ヒト乾燥硬膜」は、「クロイツフェルト・ヤコブ病（ＣＪＤ）訴訟」の原因です。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢イ

　選択肢イの「ヒト免疫不全ウイルス（ＨＩＶ）訴訟・・・血液凝固因子製剤」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　「HIV訴訟のポイントまとめ」も、参考にしてください。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢ウ

　選択肢ウの「クロイツフェルト・ヤコブ病（ＣＪＤ）訴訟・・・キノホルム製剤」ですが、誤った記述です。

　「クロイツフェルト・ヤコブ病（ＣＪＤ）訴訟」の原因となった医薬品は、「ヒト乾燥硬膜」です。

　なお、「キノホルム製剤」は、「スモン訴訟」の原因となった医薬品です。

　「スモン・スモン訴訟のポイントまとめ」も、参考にしてください。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢エ

　選択肢エの「Ｃ型肝炎訴訟・・・プリオン」ですが、誤った記述です。

　「Ｃ型肝炎訴訟」の原因となった医薬品は、「特定のフィブリノゲン製剤や血液凝固第Ⅸ因子製剤」です。

　「プリオン」は、「ＣＪＤ訴訟」ですね。

　「CJD訴訟のポイントまとめ」と「Ｃ型肝炎訴訟のポイントまとめ‐登録販売者」も、参考にしてください。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

　「ア」は「誤」です。

　「イ」は「正」です。

　「ウ」は「誤」です。

　「エ」は「誤」です。

　「正しい組み合わせ」は…、

　正解：4

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

　>>> 次の問題へ。

登録販売者大分県過去問＋解説令和5年度（2023年度）基本知識

　1問：医薬品

　2問：医薬品及びその販売に従事する専門家

　18問：サリドマイド及びサリドマイド訴訟

　19問：一般用医薬品と薬害

　20問：薬害と該当医薬品

登録販売者大分県過去問＋解説令和5年度（2023年度）科目別

　・登録販売者大分県令和5年度インデックス

　・医薬品に共通する特性と基本的な知識（第1～第20問）

　・人体の働きと医薬品（第21～第40問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第41～第60問）

　・主な医薬品とその作用（第61～第100問）

　・薬事に関する法規と制度（第101問～第120問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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基本知識

令和5年度大分県

科目別リンク

├令和5年度大分県インデックス
├共通特性と基本的な知識
├人体の働きと医薬品
├医薬品の適正使用と安全対策
├主な医薬品とその作用
└薬事に関する法規と制度