第47問‐長野県 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「人体」の「中枢神経系」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第47問‐中枢神経系
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「脊髄は脳と末梢の間で刺激を伝えており、末梢からの刺激はすべて脳を介している。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「末梢からの刺激はすべて脳を介している」のところです。
正しくは、「末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す」です。
設問は、いわゆる「脊髄反射」についてです。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、本問の場合、「すべて」という大きな語句があるので、この点で、おかしいなーと判断できるかと思います。
ブログの「「すべて」と「のみ」と「必ず」のある選択肢に注意する‐登録販売者」も、参考にしてください。
選択肢b
選択肢bの「脳の血管は末梢の血管に比べて物質の透過に関する選択性が低く、タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ移行しやすい。」ですが、誤った記述です。
登録販売者試験によくある「逆」の問題です。
正しくは、「脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が“高く”、タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ“移行しにくい”」です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「小児では血液脳関門が未発達のため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の 組織に達しやすい。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「脳は、知覚、運動、記憶、情動、意思決定等の働きを行っている。」ですが、正しい記述です。
「脳」の「中枢神経系」の正しい定義文です。
「人体」の各器官の定義の出題が、目立つようになっています。
ガチ暗記は無用ですが、意識して見ておきましょう。
「脳や神経系の働き（中枢神経系・末梢神経系・交感神経系・副交感神経系）」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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