第58問‐長野県 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「皮膚に現れる医薬品」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第58問‐皮膚に現れる医薬品

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「接触皮膚炎は、医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じ、正常な皮膚との境界がは っきりしている特徴がある。」ですが、正しい記述です。

 手引きには…、

 「原因となる医薬品と接触してから発症するまでの時間は様々であるが、」

 「接触皮膚炎は医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じ、正常な皮膚との境界がはっきりしているのが特 徴である。」

 …とあります。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「接触皮膚炎は、原因と考えられる医薬品の使用を中止することで、通常1週間程度で症状は治まり、再びその医薬品に触れても発症しない。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「再びその医薬品に触れても発症しない」のところです。

 正しくは、「再びその医薬品に触れると再発する」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 数字の「接触皮膚炎・・・1週間程度」は、チェックしておきましょう。

 数字は、常に狙われています。「副作用の数字2」を一読をば。

選択肢3

 選択肢3の「光線過敏症は、医薬品が触れた部分だけではなく、全身へ広がって重篤化する場 合がある。」ですが、正しい記述です。

 そのまんまですが、手引きには…、

 「その症状は医薬品が触れた部分だけでなく、全身へ広がって重篤化する場合があ る。」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「薬疹は、それまで薬疹を経験したことがない人であっても、暴飲暴食や肉体疲労 が誘因となって現れることがある。」ですが、正しい記述です。

 「薬疹」の正しい記述です。

 手引きには…、

 「アレルギー体質の人や以前に薬疹を起こしたことがある人で生じやすいが、」

 「それまで薬疹を経験したことがない人であっても、暴飲暴食や肉体疲労が誘因となって現れることがある。」

 「医薬品を使用した後に発疹・発赤等が現れた場合は、薬疹の可能性を考慮すべきである。」

 …とあります。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢5

 選択肢5の「薬疹は医薬品の使用後1~2週間で起きることが多い。」ですが、正しい記述です。

 「使用後1~2週間」は、「薬疹」の正しい数字です。

 数字は、常に狙われています。

 先に挙げた「副作用の数字2」で、横断的にチェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「正」です。

 「5」は「正」です。

 正解:2

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人体

 41問:胃

 42問:口腔・食道

 43問:肝臓

 44問:赤血球

 45問:脾臓・リンパ

 46問:筋組織

 47問:中枢神経系

 48問:骨格系

 49問:目

 50問:末梢神経系

 51問:医薬品の有効成分の吸収

 52問:医薬品の代謝、排泄

 53問:医薬品の体内での働き

 54問:外用局所に適用する剤形

 55問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症

 56問:偽アルドステロン症

 57問:消化器系に現れる医薬品

 58問:皮膚に現れる医薬品

 59問:大腸

 60問:泌尿器系に現れる医薬品

令和5年度 長野県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和5年度 インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

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