令和5年度(2023年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「適正使用」の「一般用医薬品の添付文書3」の問題です。「使用しない」と「相談すること」の複合問題です。新しい出題形式です。基本的な選択肢だけがんばりましょう。復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢1の「ピレンゼピン塩酸塩水和物が配合された胃腸薬は、目のかすみ、異常なまぶしさを 生じることがあるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とされ ている。」ですが、正しい記述です。
超絶定番論点です。
選択肢の言うように、「ピレンゼピン塩酸塩・・・抗コリン成分・・・運転操作しない」です。
「運転操作しない」も、一読願います。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「パパベリン塩酸塩は、眼圧が上昇し、緑内障を悪化させるおそれがあるため、「緑 内障の診断を受けた人」は「相談すること」とされている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
余裕があれば、押えておきましょう。「基礎疾患2」も、参考にしてください。
なお、とりわけ「緑内障」が狙われている感じがあるので、意識して押さえておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「インドメタシンが配合された外用鎮痛消炎薬は、一定期間又は一定回数使用しても 症状の改善がみられない場合、ほかに原因がある可能性があるため、「長期連用しな いこと」とされている。」ですが、正しい記述です。
「インドメタシン」のそのとおりの記述です。
「長期連用しない」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「ポビドンヨードが配合された含嗽 薬は、ヨウ素の体内摂取が増える可能性があり、 疾患の治療に影響を及ぼすおそれがあるため、「肝臓病の診断を受けた人」は「相談 すること」とされている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「肝臓病の診断を受けた人」のところです。
「ポビドンヨード」が「相談すること」となるのは、基礎疾患の「甲状腺疾患」です。
難しいですが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、解けるようにはなっておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「誤っているもの」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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