本問は、「法規」の「毒薬及び劇薬」についての問題です。難しいところはありません。基礎・基本事項の出題です。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「毒薬については、その直接の容器等に、黒地に白枠、白字をもって医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならず、劇薬については、その直接の容器等に、赤地に白枠、白字をもって医薬品の品名及び「劇」の文字が記載されていなければならない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「赤地に白枠、白字」のところです。
正しくは、「白地に赤枠、赤字」です。
よく出る論点です。「毒薬・劇薬の「法定表示」の整理とまとめ‐登録販売者 法規」を一読願います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「毒薬又は劇薬を取り扱う医薬品の販売業者は、それらを他の物と区別して貯蔵、陳列したうえで、特に劇薬を貯蔵、陳列する場所については、かぎを施さなくてはならない。」ですが、誤った記述です。
「ひっかけ」地帯です。
間違っているのは、「“劇薬”を貯蔵、陳列する場所については、かぎを施さなくてはならない」のところです。
鍵をかける必要があるのは、「毒薬」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢前半の「毒薬又は劇薬を取り扱う医薬品の販売業者は、それらを他の物と区別して貯蔵、陳列し」は、正しい記述です。
選択肢cの「毒薬又は劇薬を、14 歳未満の者その他安全な取扱いに不安のある者に交付してはならない。」ですが、正しい記述です。
憶え方あります。「毒薬・劇薬の「譲渡手続」の整理+濫用の氏名・年齢 」を参考をば。
また、数字は、常に狙われています。「法規の数字」を一読ください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「毒薬又は劇薬を一般の生活者に対して販売又は譲渡する際には、当該医薬品を譲り受ける者から、品名、数量、使用目的、譲渡年月日、譲受人の氏名、住所及び職業が記入され、署名又は記名押印された文書の交付を受けなければならない」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
キーワードの「譲受人の氏名、住所及び職業」は、「3S」で憶えましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする