16問‐関西広域連合 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「基本知識」の「販売時コミュニケーション」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
16問‐販売時コミュニケーション
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「医薬品の販売に従事する専門家からの情報提供は、専門用語を使って説明するよう努める必要がある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「専門用語を使って説明するよう努める必要がある」のところです。
正しくは、クソ長いですが、「単に専門用語を分かりやすい平易な表現で説明するだけでな く、説明した内容が購入者等にどう理解され、行動に反映されているか、などの実情を把握しながら行うことにより、その実効性が高まるものである」です。
まあ、常識的に判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「購入者が医薬品を使用する本人で、かつ、現に症状等がある場合には、そ の人の状態や様子全般から得られる情報も、状況把握につながる重要な手 がかりとなる」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
目は口ほどにものを言うを、アレンジしてみましょう！
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「家庭における常備薬として購入される場合、すぐには使用されないため、 情報提供は不要である」ですが、誤った記述です。
常備薬だからこそ、「いつ使うか」や、「症状が明らかに出ているのなら、いつ頃から生じているか」等を、聞き取る必要があります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「医薬品の適正使用のために必要な情報は、基本的に添付文書や製品表示 に記載されているので、購入者側の個々の状況に応じた説明等は避け、購入 者に熟読を促すのがよい」ですが、誤った記述です。
手引きには…、
「添付文書や製品表示の記載は、一般的・網羅的な内容となっているため、個々の購入者や使用者にとって、記載内容が当てはまり、どの注意書きに特に留意すべきなのか等について適切に理解することは必ずしも容易でなく、十分に目を通さずに医薬品が使用されるおそれもある」
…とあります。
んなもんで、登録販売者等は、「購入者等が、自分自身や家族の健康に対する責任感を持ち、適切な医薬品を選択して、適正に使用しようとするよう、働きかけていくことが重要」だと、述べられています。
まあ、手引きやテキストに準拠して、ガチガチに考える必要はありません。
テキストを精読しておけば、自然と、常識的に判断できるはずです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
基本知識
令和3年度 関西 科目別
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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