令和4年度(2022年度)岩手県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「歯痛・歯槽膿漏薬」についての問題です。生薬の選択肢が1つと、マイナー論点が1つありますが、残りの選択肢は、基本的なものです。最終解答は、導けるはずです。復習だけはしておきましょう。難易度は「ふつう」です。">
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「炎症を起こした歯周組織の修復を助け、また、毛細血管を強化して炎症による腫れ や出血を抑える効果を期待して、アスコルビン酸が配合されている場合がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「アスコルビン酸」ですが、これは、「ビタミンC」の別称です。
最近では、マイナーなビタミン成分も問われるようになっているので、遺漏なく、テキストに当たっておきましょう。
「医薬品 その他系のビタミン成分」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「抗炎症、抗菌などの作用を期待して 、カミツレが用いられる。」ですが、正しい記述です。
「カミツレ」の正しい記述です。「抗炎症、抗菌」がその効能です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、 チモールが配合され ている場合がある。」ですが、誤った記述です。
「チモール」ですが、「殺菌消毒成分」です。
選択肢の言う「歯周組織からの出血を抑える作用」ウンヌンなのは、「カルバゾクロム」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える効果 も期待して、銅クロロフィリンナトリウムが配合されている場合がある。」ですが、正しい記述です。
「銅クロロフィリンナトリウム」の正しい記述です。
キーワードの「歯周組織の修復を促す」と「口臭を抑える」なので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、「銅」ですが、殺菌効果があります。流しの排水カゴに、銅の含まれる10円を入れておくと、ぬめりが付きにくくなります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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