第119問‐茨城県 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「適正使用」の「してはいけないこと‐制酸薬」についての問題です。いわゆる「医薬品的な問題」なのですが、これまでにない出題形式なので、戸惑うと思います。こういう出題もあるので、傾向把握の一環として、押えておきましょう。
第119問‐してはいけないこと‐制酸薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢1
選択肢１の「喘息を起こしたことがある人」ですが、誤った記述です。
当該「喘息を起こしたことがある人」が「使用しない」となるのは、「インドメタシン、フェルビナク、ケトプロフェン又はピロキシカムが配合された外用鎮痛消炎薬」が配合されたものです。
本問の制酸薬には、上記成分が入っていません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2
選択肢２の「日常的に不眠の人」ですが、誤った記述です。
当該「日常的に不眠の人」が「使用しない」となるのは、「抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬・睡眠改善薬」です。
参考：基礎疾患のある人
本問の制酸薬には、上記成分が入っていません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3
選択肢３の「透析療法を受けている人」ですが、正しい記述です。
選択肢の言う「透析療法を受けている人」が「使用しない」となるのは、「スクラルファート、水酸化アルミニウムゲル、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、合成ヒドロタルサイト、アルジオキサ等のアルミニウムを含む成分が配合された胃腸薬、胃腸鎮痛鎮痙薬」です。
参考：基礎疾患のある人
本問の制酸薬には、「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」が入っています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4
選択肢４の「牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人」が「使用しない」となるのは、「タンニン酸アルブミン」です。
本問の制酸薬には、上記成分が入っていません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、食べ物アレルギーについては、「食べ物アレルギー系（牛乳アレルギー・ゼラチン）のまとめ‐登録販売者」も、一読願います。
答え
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
適正使用
令和4年度 茨城県 科目別
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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