第51問‐茨城県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「中枢神経系」についての問題です。基礎・基本ばかりなので、難しくはありません。よく出る論点なので、押えておきましょう。

第51問‐中枢神経系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「脳は、頭の上部から下後方部にあり、知覚、運動、記憶、情動、意思決定等の働 きを行っている。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 こういうストレートな問いは、逆に難しいときがあります。

 テキストを精読して、自信をもって答えられるようにしましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等がある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 ここは、「ひっかけ」多発地帯です。

 「延髄」が「“”髄」になったりするので、注意してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「脳において、血液の循環量は心拍出量の約15%、ブドウ糖の消費量は全身の約25%と多いが、酸素の消費量は全身の約5%と少ない。」ですが、誤った記述です。

 典型的な数字問題です。

 間違っているのは、「ブドウ糖の消費量は全身の約25%と多いが、酸素の消費量は全身の約5%と少ない。」のところです。

 正しくは、「酸素の消費量は全身の約20%、ブドウ糖の消費量は全身の約25%と多い。」です。

 設問の場合、ブドウ糖の消費量はあっていますが、酸素の消費量は、「約20%」となっています。

 憶え方あります。「「人体」の血液の循環量15%、酸素の消費量20%、ブドウ糖の消費量約25%の憶え方」や「人体の数字2」を、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「脳の血管は末梢の血管に比べて物質の透過に関する選択性が低く、タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ移行しやすい」ですが、誤った記述です。

 ぜんぶ違います。

 正しくは、「脳の血管は末梢の血管に比べて物質の透過に関する選択性が“高く”、タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ“移行しにくい”」です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 41問:胃

 42問:小腸及び膵臓

 43問:胆嚢及び肝臓

 44問:呼吸器系

 45問:血液

 46問:泌尿器系

 47問:鼻及び耳

 48問:目の充血

 49問:外皮系

 50問:リンパ系

 51問:中枢神経系

 52問:自律神経系

 53問:医薬品の代謝、排泄

 54問:医薬品の剤形

 55問:ショック(アナフィラキシー)

 56問:偽アルドステロン症

 57問:消化器系に現れる副作用

 58問:呼吸器系に現れる副作用

 59問:循環器系に現れる副作用

 60問:精神神経系に現れる副作用

令和4年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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