本問は、「人体」の「消化器系に現れる副作用」についての問題です。基本的なことの出題なので、難しいことはありません。確実に1点としましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「イレウスとは、医薬品の副作用により胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、そ の一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態である。」ですが、誤った記述です。
当該イレウスですが、これは、「腸閉塞」のことです。
選択肢の言う「胃や十二指腸の粘膜組織が傷害」ウンヌンなのは、「消化性潰瘍」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「消化性潰瘍では、自覚症状が乏しい場合もあり、貧血症状(動悸 や息切れ等)の 検査時や突然の吐血・下血によって発見されることもある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「消化性潰瘍・・・自覚症状が乏しい場合がある」もよく出るので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向のある人は、イレウス様症状の発症のリ スクが高い。」ですが、正しい記述です。
これまた、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「消化性潰瘍は、消化管出血に伴って糞便が白くなる」ですが、誤った記述です。
ずっこける問題ですが、個人的には、好みの問題です。
間違っているのは、「糞便が白くなる」のところです。
正しくは、「糞便が黒くなる」です。
「白く」なる方が、逆に怖いですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
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