57問‐茨城県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「剤形」についての問題です。基本的なことの出題なので、難しいことはありません。確実に1点としましょう。

57問‐剤形

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「患部が乾燥していたり患部を水で洗い流したい場合等には、軟膏 剤ではなくクリーム剤を用いることが多い。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「適用部位を水から遮断したい場合には軟膏剤を用い、患部が乾燥していたり患部を水で洗い流したい場合等にはクリーム剤を用いることが多い」

 …とあります。

 軟膏剤とクリーム剤の違いは、頻出事項なので、ガチ暗記です。

 参考:オロナイン軟膏

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「口腔内崩壊錠は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされているため、水な しでも服用することができる」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 口腔内崩壊錠は、水を摂ってはいけない人や、お年寄り向けに開発された錠剤です。テキストに目を通しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「チュアブル錠は、口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤形であり、水な しで服用することができる」ですが、正しい記述です。

 チュアブル錠の「チュア」は、チューイングガムの「chew」で、「噛む」意味です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

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人体

 41問:咽頭及び食道

 42問:小腸及び膵臓

 43問:大腸及び肛門

 44問:呼吸器系

 45問:循環器系

 46問:血液

 47問:脾臓及びリンパ系

 48問:泌尿器系

 49問:目

 50問:外皮系

 51問:骨格系

 52問:筋組織

 53問:中枢神経系及び末梢神経系

 54問:医薬品の代謝、排泄

 55問:医薬品の副作用

 56問:交感神経系

 57問:剤形

 58問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症

 59問:消化器系に現れる副作用

 60問:泌尿器系に現れる副作用

令和3年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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