本問は、「人体」の「呼吸器系」についての出題です。すべてよく問われる定番の論点なので、全選択肢が解けるようになっておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「喉頭の大部分と気管から気管支までの粘膜は線毛上皮で覆われており、吸い込まれた粉 塵 や細菌等の異物は、気道粘膜から分泌される粘液にからめ取られ、線毛運動による粘液 層の連続した流れによって気道内部から咽頭へ向けて排出され、唾液とともに 嚥 下される。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢イの「鼻汁にはリゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっており、かぜやアレルギー のときの防御反応としてのみ鼻汁が分泌される」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「防御反応としてのみ鼻汁が分泌される」のところです。
手引きには…、
「鼻腔の内壁には粘液分泌腺が多く分布し、鼻汁を分泌する。」
「鼻汁は、鼻から吸った空気に湿り気を与えたり、粘膜を保護するため、常に少しずつ分泌されている。」
「鼻汁にはリゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。かぜやアレルギーのときなどには、防御反応として大量に鼻汁が分泌されるようになる。」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
まあ、本問には、「のみ」という強い語句があるので、ここで、おかしいなーと判断できるかと思います。
参考:「すべて」と「のみ」のある選択肢に注意する‐登録販売者
そして、カタカナ語句の「リゾチーム」も、チェックしておきましょう。
選択肢ウの「肺では、肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡 散し、代わりに酸素が血液中の赤血球に取り込まれ、ガス交換が行われる」ですが、正しい記述です。
「ガス交換」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢エの「扁桃は、白血球の一種であるマスト細胞が密集する組織が集まってできていて、気道に 侵入してくる細菌やウイルスに対する免疫反応が行われる」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「マスト細胞」のところです。
正しくは、「リンパ球」です。
手引きには…、
「扁桃はリンパ組織(白血球の一種であるリンパ球が密集する組織)が集まってできていて、気道に侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応が行われる。」
…とあります。テキストを遺漏なく精読しておきましょう。
出ないとは思いますが、「マスト細胞」は、「肥満細胞」のことです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「ア」は「正」です。
「イ」は「誤」です。
「ウ」は「正」です。
「エ」は「誤」です。
「正」の組み合わせを探せば、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
21問:消化器系・・・「ふつう」。
22問:肝臓・・・「ふつう」。
23問:呼吸器系・・・「ふつう」。
24問:循環器系・・・「ふつう」。
25問:腎副腎臓・・・「ふつう」。
26問:感覚器官・・・「ふつう」。
27問:外皮系・・・「ふつう」。
28問:骨格系・・・「ふつう」。
29問:副交感神経系・・・「ふつう」。
30問:有効成分の吸収・・・「ふつう」。
31問:薬物の代謝、排泄・・・「ふつう」。
32問:剤形・・・「ふつう」。
33問:副作用・・・「ふつう」。
34問:精神神経系に現れる副作用・・・「やや難」。
35問:消化器系及び呼吸器系に現れる副作用・・・「ふつう」。
36問:循環器系に現れる副作用・・・「ふつう」。
37問:泌尿器系に現れる副作用・・・「ふつう」。
38問:感覚器系に現れる副作用・・・「やや難」。
39問:皮膚炎・・・「ふつう」。
40問:薬疹・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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