37問‐福岡県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「泌尿器系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

37問‐泌尿器系に現れる副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢ア

 選択肢アは、「副交感神経系」となります。

 「副交感神経系」ですが、「休息・食事」の時に働くものです。

 「トイレ休憩」という言葉もあります。

 さて、括弧の後ろには、「尿が出にくい、尿が少ししか出ない、残尿感がある」とあります。

 「トイレ休憩」時のように、「副交感神経系」が“活発”なら、おしっこが出ます。

 「副交感神経系」が“抑制”されるから、おしっこが出にくくなるわけです。

選択肢イ

 選択肢イは、「膀胱の排尿筋」となります。

 これは、排尿の仕組みから考えます。

 手引きには…、

 「膀胱の出口にある膀胱括約筋が緩むと、同時に膀胱壁の排尿筋が収縮し、尿が尿道へと押し出される」

 …とあります。

 「膀胱壁の排尿筋が収縮」が抑制されるから、おしっこが出にくくなるわけです。

 まあ、もう片方の「尿道」ですが、尿道には排尿筋がないので、即答できるかと思います。

答え

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系・・・「ふつう」。

 22問:肝臓・・・「ふつう」。

 23問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 24問:循環器系・・・「ふつう」。

 25問:腎副腎臓・・・「ふつう」。

 26問:感覚器官・・・「ふつう」。

 27問:外皮系・・・「ふつう」。

 28問:骨格系・・・「ふつう」。

 29問:副交感神経系・・・「ふつう」。

 30問:有効成分の吸収・・・「ふつう」。

 31問:薬物の代謝、排泄・・・「ふつう」。

 32問:剤形・・・「ふつう」。

 33問:副作用・・・「ふつう」。

 34問:精神神経系に現れる副作用・・・「やや難」。

 35問:消化器系及び呼吸器系に現れる副作用・・・「ふつう」。

 36問:循環器系に現れる副作用・・・「ふつう」。

 37問:泌尿器系に現れる副作用・・・「ふつう」。

 38問:感覚器系に現れる副作用・・・「やや難」。

 39問:皮膚炎・・・「ふつう」。

 40問:薬疹・・・「ふつう」。

R3 福岡県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R3 福岡 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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