35問‐福岡県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「人体」の「消化器系及び呼吸器系に現れる副作用」についての問題です。基本問題ですが、選択肢の１つが実に難しいです。しかし、最終解答は、消去法で導けるかと思います。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
35問‐消化器系及び呼吸器系に現れる副作用
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢ア
選択肢アの「消化性潰瘍‐胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、その傷が粘膜筋板を超 えて欠損する状態である。」ですが、正しい記述です。
「消化性潰瘍」の正しい記述です。よく出る副作用なので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢イ
選択肢イの「イレウス様症状‐腸内容物の通過が阻害された状態をいい、悪化すると、腸内容 物の逆流による 嘔吐が原因で脱水症状を呈することがある」ですが、正しい記述です。
「イレウス様症状」の正しい記述です。いわゆる「腸閉塞」です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウ
選択肢ウの「間質性肺炎‐肺胞と肺胞腔の間のガス交換効率が低下して血液に酸素を十 分取り込むことができず、息切れ等の呼吸症状を呈することがある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「肺胞と肺胞腔の間のガス交換」のところです。
正しくは、「肺胞と毛細血管のガス交換」です。
予想外のところが問われているので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢エ
選択肢エの「喘息‐原因となる医薬品の使用後、短時間のうちに鼻水・鼻づまりが現れて 咳、 喘鳴及び呼吸困難を生じる。」ですが、正しい記述です。
「喘息」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「ア」は「正」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
人体
21問：消化器系・・・「ふつう」。
22問：肝臓・・・「ふつう」。
23問：呼吸器系・・・「ふつう」。
24問：循環器系・・・「ふつう」。
25問：腎副腎臓・・・「ふつう」。
26問：感覚器官・・・「ふつう」。
27問：外皮系・・・「ふつう」。
28問：骨格系・・・「ふつう」。
29問：副交感神経系・・・「ふつう」。
30問：有効成分の吸収・・・「ふつう」。
31問：薬物の代謝、排泄・・・「ふつう」。
32問：剤形・・・「ふつう」。
33問：副作用・・・「ふつう」。
34問：精神神経系に現れる副作用・・・「やや難」。
35問：消化器系及び呼吸器系に現れる副作用・・・「ふつう」。
36問：循環器系に現れる副作用・・・「ふつう」。
37問：泌尿器系に現れる副作用・・・「ふつう」。
38問：感覚器系に現れる副作用・・・「やや難」。
39問：皮膚炎・・・「ふつう」。
40問：薬疹・・・「ふつう」。
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