本問は、「人体」の「吸収代謝排泄」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「一般に、消化管からの吸収は、濃度の低い方から高い方へ能動的に拡散していく現象である。」ですが、誤った記述です。
「逆」です。
正しくは、「濃度の“高い方から低い方”へ“受動的”に拡散していく現象」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢イの「坐剤は、有効成分が容易に循環血液中に入るため、内服の場合よりも全身作用が速やかに現れる。」ですが、正しい記述です。
小さいころ、風邪を引いたときに坐薬の風邪薬を使ったことのある方も、おられるかと思います。
選択肢のいうとおり、すぐに効くからです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウの「肝機能が低下した人では、医薬品を代謝する能力が高いため、正常な人に比べて全身循環に到達する有効成分の量がより多くなり、効き目が過剰に現れたり、副作用を生じやすくなったりする。」ですが、誤った記述です。
これまた、「逆」です。
当たり前ですが、肝機能が低下した人は、医薬品を代謝する能力が“低い”です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
後半の効き目が過剰とか副作用が出やすいとかは、正しい記述です。
選択肢エの「有効成分と血漿タンパク質との複合体は、腎臓で濾過されやすいため、速やかに尿中へ排泄される。」ですが、誤った記述です。
ぜんぜん違います。
当該複合体は、腎臓で濾過されないため、有効成分が長く循環血液中に留まり、作用が持続する原因となります。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「ア」は「誤」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
21問:口腔・・・「ふつう」。
22問:消化器系・・・「ふつう」。
23問:呼吸器系2・・・「ふつう」。
24問:循環器系・・・「ふつう」。
25問:腎泌尿器系臓・・・「ふつう」。
26問:目・・・「ふつう」。
27問:鼻及び耳・・・「ふつう」。
28問:外皮系・・・「ふつう」。
29問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。
30問:中枢神経系・・・「ふつう」。
31問:自律神経系・・・「ふつう」。
32問:吸収代謝排泄・・・「ふつう」。
33問:剤形・・・「ふつう」。
34問:皮膚粘膜眼症候群・・・「ふつう」。
35問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。
36問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。
37問:消化器系副作用・・・「ふつう」。
38問:呼吸器系副作用・・・「ふつう」。
39問:循環器系・泌尿器系副作用・・・「ふつう」。
40問:感覚器系・皮膚副作用・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
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