本問は、「人体」の「精神神経系副作用」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「精神神経症状は、医薬品の大量服用や長期連用、乳幼児への適用外の使用等の不適正な使用がなされた場合に限らず、通常の用法・用量で発生することもある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢イの「心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、不安定感(体がぐらぐらする感じ)等が生じることがある。」ですが、正しい記述です。
こうした細かい副作用も、試験に出るようになっています。
ハイレベルな問題となる可能性もあるので、テキストの副作用のページは、何回も目を通しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウの「無菌性髄膜炎の多くは、徐々に発症し、首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐気・嘔吐、意識混濁等の症状が現れる」ですが、誤った記述です。
「徐々に発症し」のところが間違っています。
「無菌性髄膜炎」は、「急性」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、後半の「首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐気・嘔吐、意識混濁等」は、無菌性髄膜炎の正しい記述です。
選択肢エの「無菌性髄膜炎は、早期に原因医薬品の使用を中止した場合でも、予後が不良となることがほとんどである」ですが、誤った記述です。
「逆」です。
「無菌性髄膜炎」ですが、早期に原因医薬品の使用を中止すれば、予後はおおむね良好です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
しかし、重篤な中枢神経系の後遺症が残った例も報告されているので、併せて、押えておきましょう。
「ア」は「正」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
21問:口腔・・・「ふつう」。
22問:消化器系・・・「ふつう」。
23問:呼吸器系2・・・「ふつう」。
24問:循環器系・・・「ふつう」。
25問:腎泌尿器系臓・・・「ふつう」。
26問:目・・・「ふつう」。
27問:鼻及び耳・・・「ふつう」。
28問:外皮系・・・「ふつう」。
29問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。
30問:中枢神経系・・・「ふつう」。
31問:自律神経系・・・「ふつう」。
32問:吸収代謝排泄・・・「ふつう」。
33問:剤形・・・「ふつう」。
34問:皮膚粘膜眼症候群・・・「ふつう」。
35問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。
36問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。
37問:消化器系副作用・・・「ふつう」。
38問:呼吸器系副作用・・・「ふつう」。
39問:循環器系・泌尿器系副作用・・・「ふつう」。
40問:感覚器系・皮膚副作用・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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