本問は、「消化器系」についての出題です。難しいところはありません。ド定番論点なので、確実に解けるようになっておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
アの「胃酸は、胃内を強アルカリ性に保って内容物が腐敗や発酵を起こさないようにする役目を果たしている。」ですが、誤った記述です。
…どういう趣旨で、この選択肢を作ったのか、不明ですが、「胃酸」ですので、「酸性」です。
間違っているのは、「胃内を強アルカリ性に保って」のところです。「酸性」です。
後半の「内容物が腐敗や発酵を起こさないようにする」は、合っています。
よって、選択肢の「ア」は、「誤」と相なります。
イの「小腸は栄養分の吸収に重要な器官であるため、内壁の表面積を大きくする構造を持つ。」ですが、正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。「絨毛」って奴ですね。
よって、選択肢の「イ」は、「正」と相なります。
ウの「膵臓は、炭水化物、タンパク質、脂質のそれぞれを消化するすべての酵素の供給を担っている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢の「ウ」は、「正」と相なります。
なお、膵臓は、ホルモンである「インスリン」「グルカゴン」を分泌する、内分泌腺でもあります。
エの「通常、糞便の成分の大半は食物の残滓で、水分は約5%に過ぎない。」ですが、誤った記述です。
「逆」です。
「大半が水分」で、「5%」なのが「食物の残滓」です。
よって、選択肢の「エ」は、「誤」と相なります。
「ア」は「誤」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「正」です。
「エ」は「誤」です。
正しいものの組み合わせは、「3」と相なります。
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
21問:消化器系・・・「ふつう」。
22問:胆嚢・肝臓・・・「ふつう」。
23問:呼吸器系・・・「ふつう」。
24問:循環器系・・・「ふつう」。
25問:血液・・・「ふつう」。
26問:泌尿器系・・・「ふつう」。
27問:腎臓及び副腎・・・「ふつう」。
28問:感覚器官・・・「ふつう」。
29問:外皮系及び骨格系・・・「ふつう」。
30問:骨格筋・・・「ふつう」。
31問:末梢神経系及び中枢神経系・・・「ふつう」。
32問:自律神経系・・・「ふつう」。
33問:吸収・代謝・排泄・・・「ふつう」。
34問:剤形・・・「ふつう」。
35問:副作用各論・・・「ふつう」。
36問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症・・・「ふつう」。
37問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。
38問:体の局所に現れる副作用・・・「ふつう」。
39問:循環器系に現れる副作用・・・「ふつう」。
40問:薬疹・・・「ふつう」。
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