令和5年度(2023年度)秋田県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「精神神経系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「眠気を催すことが知られている医薬品を使用した後は、乗物や危険な機械類の運転 作業に従事しないように十分注意することが必要である。」ですが、正しい記述です。
「適正使用」の「運転操作しない」を、思い出してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「無菌性髄膜炎は、早期に原因医薬品の使用を中止しても、予後は不良となることが ほとんどである。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「予後は不良となることが ほとんどである」のところです。
正しくは、「予後は比較的良好であることがほとんどであるが、重篤な中枢神経系の後遺症が残った例も報告 されている。」です。
副作用は、そのすべてを見ておいてください。
「難化」に備えてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「無菌性髄膜炎は、医薬品の副作用が原因の場合、全身性エリテマトーデス、混合性 結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人で発症リスクが高い。」ですが、正しい記述です。
その通りの記述です。
手引きには…、
「医薬 品の副作用が原因の場合、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎 疾患がある人で発症リスクが高い。」
…とあります。
下線部分も、出ることがあるので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感(体がふわふわと宙に 浮いたような感じ)、不安定感(体がぐらぐらする感じ)等が生じることがある。」ですが、正しい記述です。
「2 精神神経系に現れる副作用」の「3)その他」からの出題です。
手引きには…、
「心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感(体がふわふわと宙に浮いたよう な感じ)、不安定感(体がぐらぐらする感じ)等が生じることがある。」
「これらの症状が現れた場合 は、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、症状によっては医師の診療を受けるなどの対応が 必要である。」
「このほか、医薬品を長期連用したり、過量服用するなどの不適正な使用によって、」
「倦怠感や虚 脱感等を生じることがある。」
「医薬品の販売等に従事する専門家は、販売する医薬品の使用状況に も留意する必要がある。」
…とあります。
本当に、何でも出ます。テキストの副作用のところは、そのすべてを押さえておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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