午後第11問‐秋田県 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和5年度(2023年度)秋田県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「中枢神経系」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午後第11問‐中枢神経系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「脊髄は、末梢から の刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これ を脊髄反射と呼ぶ。」ですが、正しい記述です。

 「脊髄」と「脊髄反射」の正しい記述です。

 全国どこでも、「脊髄」が「“延”髄」に変えられるので、注意してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 まとめ記事は、「脳や神経系の働き(中枢神経系・末梢神経系・交感神経系・副交感神経系)」です。

選択肢b

 選択肢bの「延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等がある。」ですが、正しい記述です。

 選択肢の言うように、心臓中枢・呼吸中枢があるのは、「延髄」です。

 チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 なお、「ひっかけ」問題で、「延髄」が「“脊”髄」に変えられるので、注意してください。

選択肢c

 選択肢cの「中枢は、末梢からの刺激を受け取って統合し、それらに反応して興奮を起こし、末 梢へ刺激を送り出すことで、人間の身体を制御している。」ですが、正しい記述です。

 「中枢」の正しい記述です。

 テキストを確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が低く、タンパク質などの大分 子や小分子でもイオン化した物質は、血液中から脳の組織へ移行しやすい。」ですが、誤った記述です。

 まず、間違っているのは、「物質の透過に関する選択性が低く」のところです。

 正しくは、「物質の透過に関する選択性が“高く”」です。

 次に、間違っているのは、「血液中から脳の組織へ移行しやすい」のところです。

 正しくは、「脳の組織へ移行しにくい」です。

 テキストを確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 午後1問:消化器系1

 午後2問:消化器系2

 午後3問:呼吸器系

 午後4問:循環器系

 午後5問:胆嚢及び肝臓

 午後6問:泌尿器系

 午後7問:目

 午後8問:鼻・耳

 午後9問:外皮系

 午後10問:骨格系及び筋組織

 午後11問:中枢神経系

 午後12問:自律神経系

 午後13問:有効成分の吸収

 午後14問:薬の代謝及び排泄

 午後15問:肝機能障害

 午後16問:剤形

 午後17問:全身的に現れる副作用

 午後18問:精神神経系に現れる副作用

 午後19問:循環器系及び泌尿器系に現れる副作用

 午後20問:呼吸器系に現れる副作用

令和5年度 秋田県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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