イソプロピルメチルフェノールは、「歯や口中に用いる薬」の「歯槽膿漏薬」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「殺菌消毒成分」
「歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることを目的として、セチルピリジニウム塩化物、クロル ヘキシジングルコン酸塩、イソプロピルメチルフェノール、チモール等の殺菌消毒成分が 配合されている場合がある。」
…と、相なります。
ご存じのように、「イソプロピルメチルフェノール」は、「歯や口中に用いる薬」の「歯槽膿漏薬」に登場します。
市販薬には、「【第3類医薬品】三宝はぐきみがき 180g 」などがあります。
当該成分は、あまり問われません。優先順位は「ふつう」です。
イソプロピルメチルフェノールは…、
① イソプロピルメチルフェノールは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「イソプロピルメチルフェノールは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える」ですが、一読して誤りです。
選択肢の言う「炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える」のは、おなじみの「銅クロロフィンナトリウム」です。
イソプロピルメチルフェノールは、「殺菌消毒成分」です。
よって、①は、「×」となります。
イソプロピルメチルフェノールは、外皮用薬などでも登場する成分です。歯槽膿漏薬では、基本の「成分名‐名称」だけ押さえておけば十分でしょう。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【第3類医薬品】三宝はぐきみがき 180g 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「歯槽膿漏薬」の他の成分へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
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