アラントイン‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 アラントインは、「歯や口中に用いる薬」の「歯槽膿漏薬」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

インデックス

  1. おさらい‐手引き抜粋
  2. 傾向と対策、優先順位
  3. 過去問○×問題
  4. 解説
  5. 試験ポイント
  6. 他のページ

おさらい‐手引き抜粋

 復習用に、手引きを抜粋すると…、

 「組織修復成分

 「炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用を期待して、アラントインが配合されている 場合がある。」

 …と、相なります。

傾向と対策、優先順位

 ご存じのように、「アラントイン」は、「歯や口中に用いる薬」の「歯槽膿漏薬」に登場します。

 市販薬には、「【第3類医薬品】デントヘルスR 40g 」などがあります。

 当該成分は、歯槽膿漏薬では、あまり顔を出しません。優先順位は「ふつう」です。

過去問○×問題

 アラントインは…、

 ① アラントイン ----- 殺菌消毒成分

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「アラントイン ----- 殺菌消毒成分」ですが、一目で間違いとわかります。

 「アラントイン」は、ごぞんじのように、「組織修復成分」です。

 当該アラントインですが、他の薬でも、「組織修復成分」で登場するので、大丈夫かと思います。

 よって、①は、「×」となります。

試験ポイント

 くだらない憶え方ですが、アラントインの頭文字「アラン」を人名と解して、「アランで直す」くらいに憶えるといいでしょう。

 なお、「あらん、直ったの?」ってな、口語的な語呂で覚えるのも一興かと思いますが、やはり、くだらないですね。

補足‐銅クロロフィリンナトリウムとの整理

 歯槽膿漏薬の「組織修復成分」には、当該「アラントイン」と「銅クロロフィリンナトリウム」の2つがあります。

 「アラントイン」ですが、これは、「外用薬」の成分です。

 「銅クロロフィリンナトリウム」は、「内服薬」の成分です。

 外用薬・内服薬の別が問われたこともあるので、このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、押えましょう。

コツ的なこと

 登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。

 次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。

 実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。

 先に挙げた、「【第3類医薬品】デントヘルスR 40g 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。

 テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。


他のページ

 「歯槽膿漏薬」の他の成分へのリンクです。

 セチルピリジニウム塩化物

 クロルヘキシジングルコン酸塩

 イソプロピルメチルフェノール

 チモール

 グリチルリチン酸二カリウム

 グリチルレチン酸

 カルバゾクロム

 アラントイン

 リゾチーム塩酸塩

 フィトナジオン(ビタミンK1)

 カルバゾクロム

 銅クロロフィンナトリウム

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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