グリチルレチン酸‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 グリチルレチン酸は、「歯や口中に用いる薬」の「口内炎用薬」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

インデックス

  1. おさらい‐手引き抜粋
  2. 傾向と対策、優先順位
  3. 過去問○×問題
  4. 解説
  5. 試験ポイント
  6. 他のページ

おさらい‐手引き抜粋

 復習用に、手引きを抜粋すると…、

 「抗炎症成分

 「口腔粘膜の炎症を和らげることを目的として、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸等の抗炎症成分が用いられる。」

 …と、相なります。

傾向と対策、優先順位

 ご存じのように、「グリチルレチン酸」は、「歯や口中に用いる薬」の「口内炎用薬」に登場します。

 市販薬には、「【第3類医薬品】口内炎パッチ大正A 10パッチ 」などがあります。

 当該成分は、他の薬で頻出のためか、口内炎用薬では、ほとんど出ません。優先順位は「低い」です。

 ところで、「グリチルリチン酸二カリウム」は、「適正使用」の「医薬品的な問題」にも、よくよく問われます。

 「使用(服用)しない」等の論点については、「かぜ薬 抗炎症成分:グリチルリチン酸二カリウム」の方でまとめているので、そちらを参考にしてください。

過去問○×問題

 グリチルレチン酸は…、

 ① グリチルレチン酸 ---- 組織修復成分

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「グリチルレチン酸 ---- 組織修復成分」ですが、一目で誤りとわかります。

 グリチルレチン酸は、「抗炎症成分」です。

 組織修復成分は、「アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)」です。

 よって、①は、「×」となります。

試験ポイント

 基本の「成分名‐名称」さえ押えておけば、十分です。

 なお、当該成分は、「ステロイド性抗炎症成分」なので、含有量を問わず、「長期連用」を避けます。

コツ的なこと

 登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。

 次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。

 実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。

 先に挙げた、「【第3類医薬品】口内炎パッチ大正A 10パッチ 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。

 テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。


他のページ

 「口内炎用薬」の他の成分へのリンクです。

 アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)

 グリチルリチン酸二カリウム

 グリチルレチン酸

 セチルピリジニウム塩化物

 クロルヘキシジン塩酸塩

 アクリノール

 ポビドンヨード

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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