フィトナジオン(ビタミンK1)‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 フィトナジオン(ビタミンK1)は、「歯や口中に用いる薬」の「歯槽膿漏薬」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

インデックス

  1. おさらい‐手引き抜粋
  2. 傾向と対策、優先順位
  3. 過去問○×問題
  4. 解説
  5. 試験ポイント
  6. 他のページ

おさらい‐手引き抜粋

 復習用に、手引きを抜粋すると…、

 「止血成分

 「炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、カルバゾクロムや、血液の凝固機能を正常に保つ働きがあるフィトナジオン(ビタミンK1)が配合されている場合がある。」

 …と、相なります。

傾向と対策、優先順位

 ご存じのように、「フィトナジオン(ビタミンK1)」は、「歯や口中に用いる薬」の「歯槽膿漏薬」に登場します。

 当該成分の配合された市販薬ですが、わたしが調べた範囲では、見当たりませんでした。興味のある方は、深く検索してみてください。

 当該市販薬事情を受けてか、試験にはあまり出ません。

 出ても、「大阪府 H30‐第50問:歯槽膿漏薬」や「福岡県 R4 第93問」のように、まれに選択肢の1つとして出るくらいなので、最後の最後らへんに、保険の意味でやっておけば十分です。

 優先順位は「ふつう」です。

過去問○×問題

 フィトナジオン(ビタミンK1)は…、

 ① フィトナジオン(ビタミンK1)は、歯周組織の血行を促す効果を期待して配合される場合がある。

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「フィトナジオン(ビタミンK1)は、歯周組織の血行を促す効果を期待して配合される場合がある」ですが、誤りです。

 「血行促進」するのは、「ビタミンE(トコフェロール類)」などです。

 フィトナジオン(ビタミンK1)は、「止血成分」です。

 よって、①は、「×」となります。

試験ポイント

 「歯槽膿漏薬」ですが、本試験にて、「内服‐外用」の当否が問われています。

 参考:福岡県 R2 第91問

 当該フィトナジオン(ビタミンK1)は、「内服薬」の成分です。

 基本の「成分名‐名称」に、プラスアルファしておきましょう。

他のページ

 「歯槽膿漏薬」の他の成分へのリンクです。

 セチルピリジニウム塩化物

 クロルヘキシジングルコン酸塩

 イソプロピルメチルフェノール

 チモール

 グリチルリチン酸二カリウム

 グリチルレチン酸

 カルバゾクロム

 アラントイン

 リゾチーム塩酸塩

 フィトナジオン(ビタミンK1)

 銅クロロフィンナトリウム

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '23年版 (2023年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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