登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第3章「胃腸に作用する薬」の「胃腸鎮痛鎮痙薬」の「相互作用」を述べたページ。手引きの該当記述を挙げるほか、優先順位やポイントなどをコメント方式で説述する。独学者向けの内容。
復習用に、手引きの「相互作用」部分を抜粋すると…、
【相互作用】
「胃腸鎮痛鎮痙薬に配合されている成分は、胃腸以外に対する作用も示すものがほとんどであり、」
「複数の胃腸鎮痛鎮痙薬が併用された場合、泌尿器系や循環器系、精神神経系などに対する作用(副作用)が現れやすくなるため、」
「胃腸鎮痛鎮痙薬を使用している間は、他の胃腸鎮痛鎮痙薬の使用を避けることとされている。」
「抗コリン成分については、胃腸鎮痛鎮痙薬以外の医薬品(かぜ薬、乗物酔い防止薬、鼻炎用内服薬等)にも配合されている場合があり、」
「また、一部の抗ヒスタミン成分のように抗コリン作用を併せ持つものが配合されている場合(かぜ薬、睡眠改善薬、乗物酔い防止薬、鎮咳去痰薬、アレルギー用薬等)もある。」
「抗コリン作用を有する成分を含有する医薬品どうしが併用された場合、抗コリン作用が増強され、排尿困難、目のかすみや異常な眩しさ、頭痛、眠気、口渇、便秘等の副作用が現れやすくなる。」
…となっています。
「相互作用」ですが、特にこれと言って、身構えるものは「ない」です。
基本的に、一般用医薬品では、併用可能だったり併用が推奨されたりする薬は、ほとんど「ない」です。
よって、当該胃腸鎮痛鎮痙薬でも、「併用ダメ」と押さえておけばいいでしょう。
出題例としては、「東京都 R1 第75問」がありますが、このくらいの出題が関の山かと思います。
「相互作用」の定番論点「併用しない」なので、大丈夫かと思いますが、念のため、チェックしておきましょう。
次に、「抗コリン成分」と「抗ヒスタミン成分」の併用ですが、これも、一読しておけば、大丈夫でしょう。
抗コリン成分の副作用の「排尿困難、目のかすみや異常な眩しさ、頭痛、眠気、口渇、便秘」は、復習がてら見ておいてください。
以上、「相互作用」でした。
・相互作用
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