チャボトケイソウ‐「ち」の付く生薬：登録販売者
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用（通称：医薬品）」に登場する「生薬」の試験対策ページ。本ページで述べる生薬は、「チャボトケイソウ」です。「チャボトケイソウ」は、語呂で憶えるのが一番です。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
インデックス
おさらい
復習用に、手引きの説明文を抜粋しておきます。
「チョウトウコウ、サンソウニン、カノコソウ、チャボトケイソウ、ホップ等の生薬成分が複数配合されている製品がある。」
「生薬成分のみからなる鎮静薬であっても、複数の鎮静薬の併用や、長期連用は避けるべきである。」
「チャボトケイソウは、南米原産のトケイソウ科の植物で、その開花期における茎及び葉が薬用部位となり、神経の興奮・緊張の緩和が期待される。」
「パッシフローラとも呼ばれる。」
…以上です。
名称と基原が同じなので、楽できます。「基原と名称が同じ生薬一覧」で、横断的に憶えてしまってください。
後半部分の「パッシフローラ」ですが、「名称‐基原‐効能」以外の記述がある生薬を、「登録販売者「その他の記載」のある生薬のまとめ」に、まとめています。
余裕があれば、ここまでチェックしておきましょう。
ちなみに、「パッシフローラ」は、こんなものです。
あー南米だな、てな感じがする鮮やかで大胆な意匠のお花です。
傾向と対策、優先順位
チャボトケイソウは、ほとんど試験には出ていませんが、語呂があるので、押えておいて損はありません。
よって、優先順位は、「ふつう」です。
なお、当該成分が配合された市販薬には、「
【第2類医薬品】イララック 20カプセル
生薬の効能・効果が頭に入らないときは、実物の説明書きや成分表で、頭に入れていきましょう。
過去問○×問題
当該生薬は…、
「カノコソウやチャボトケイソウは、神経の興奮・緊張緩和を期待して配合されている。」
…といった感じに出題されています。
解説
設問の「カノコソウやチャボトケイソウは、神経の興奮・緊張緩和を期待して配合されている。」ですが、正しい記述です。
「チャボトケイソウ」には、問題文の言うように、「神経の興奮や緊張の緩和が期待」されています。
また、「カノコソウ」にも、同様の効能があります。
憶え方があります。
「鎮静‐チョウトウコウ・サンソウニン・カノコソウ・キッソウコン・チャボトケイソウ・ホップ-登録販売者 生薬の憶え方」を参考ください
こんな次第で、解答は、「○」と相なります。
補足
当該チャボトケイソウは、「睡眠鎮静薬」で登場する生薬です。
手引きには…、
「チョウトウコウ、サンソウニン、カノコソウ、チャボトケイソウ、ホップ等の生薬成分が複数配合されている製品がある。」
「生薬成分のみからなる鎮静薬であっても、複数の鎮静薬の併用や、長期連用は避けるべきである。」
…とあります。
生薬とは言えども、長期連用はダメ、複数の鎮静薬との併用はダメです。
「使用上の注意」は、まず出るので、押えておきましょう。
空白問題
暗記用に、空白問題を出しておきます。
チャボトケイソウ --- 「神経の○○・○○の○○」
すらっと出るようなら、OKです。アレレなら、ページの上の方を見つめてください。
生薬リンク
「た行の生薬」へのリンクです。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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