37問‐東京都 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「精神神経系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

37問‐精神神経系に現れる副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品の大量服用や長期連用、乳幼児への適用外の使用等の不適正な使用がなされた場合に限 らず、通常の用法・用量でも発生することがある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「通常の用法・用量」でも副作用が生じることがあるので、登録販売者等が注意喚起をしているわけです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「眠気を催すことが知られている医薬品を使用した後は、乗物や危険な機械類の運転操作に従事 しないよう十分注意することが必要である」ですが、正しい記述です。

 「適正使用」の論点「運転操作しない」も、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「無菌性髄膜炎は、医薬品の副作用が原因の場合、早期に原因医薬品の使用を中止した場合でも、 予後不良となることがほとんどである」ですが、誤った記述です。

 手引きには…、

 「(無菌性髄膜炎は、)早期に原因医薬品の使用を中止すれば、速やかに回復し、」

 「予後は比較的良好であることがほとんどであるが、重篤な中枢神経系の後遺症が残った例も報告されている

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感(体がふわふわと宙に浮いたよう な感じ)、不安定感(体がぐらぐらする感じ)等が生じることがある」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。油断せず、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系

 22問:大腸

 23問:呼吸器系

 24問:循環器系

 25問:泌尿器系

 26問:目

 27問:鼻及び耳

 28問:外皮系

 29問:骨格系及び筋組織

 30問:脳や神経系の働き

 31問:有効成分の吸収

 32問:有効成分の代謝・排泄

 33問:医薬品の体内での働き

 34問:剤形

 35問:剤形2

 36問:全身的に現れる副作用

 37問:精神神経系に現れる副作用

 38問:消化器系に現れる副作用

 39問:呼吸器系に現れる副作用

 40問:泌尿器系に現れる副作用

令和3年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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