本問は、「胃薬」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「メタケイ酸アルミン酸マグネシウムは、胃酸の中和作用のほか、胃粘膜を保護する作用もある。」ですが、正しい記述です。
「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」は、「制酸成分」です。
また、「胃粘膜にゼラチン状の皮膜を形成」し、選択肢のいうように、胃粘膜を保護する作用もあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「乾燥酵母やカルニチン塩化物は、健胃成分として配合される場合がある。」ですが、正しい記述です。
最近では、細かい成分がピンポイントで出題されているので、テキストの精読が必須です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「アルジオキサやスクラルファートは、健胃成分である。」ですが、誤った記述です。
選択肢のいう「アルジオキサ」や「スクラルファート」は、「粘膜保護・修復成分」です。
参考:アルジオキサ
参考:スクラルファート
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「ピレンゼピン塩酸塩は、ノルアドレナリンの働きを抑える。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「ノルアドレナリン」のところです。
「ピレンゼピン塩酸塩」は、「胃液分泌抑制」成分ですが、「アセチルコリンの働きを抑える」です。
参考:ピレンゼピン塩酸塩
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
21問:かぜ薬・・・「ふつう」。
22問:かぜ薬の漢方処方製剤・・・「難」。
23問:かぜ薬・解熱鎮痛薬の配合成分・・・「ふつう」。
24問:かぜ薬・解熱鎮痛薬の副作用・・・「ふつう」。
25問:漢方処方製剤・・・「難」。
26問:抗ヒスタミン成分の催眠鎮静薬・・・「ふつう」。
27問:不眠等の生薬・漢方処方製剤・・・「難」。
28問:眠気を促す薬とアルコール・・・「ふつう」。
29問:カフェイン・・・「ふつう」。
30問:鎮暈薬(乗り物酔い防止薬)・・・「ふつう」。
31問:メチルエフェドリン塩酸塩・・・「やや難」。
32問:生薬・漢方処方製剤 鎮咳去痰・・・「難」。
33問:漢方処方製剤・・・「難」。
34問:胃薬・・・「ふつう」。
35問:生薬・漢方処方製剤 胃腸薬・・・「難」。
36問:止瀉成分・・・「ふつう」。
37問:瀉下成分・・・「ふつう」。
38問:継続使用期間・・・「難」。
39問:心臓・血液に作用する薬・・・「ふつう」。
40問:貧血用薬のビタミン・・・「ふつう」。
41問::漢方処方製剤 月経不順・・・「難」。
42問:アレルギー・・・「ふつう」。
43問:内服アレルギー用薬・・・「難」。
44問:鼻炎用点鼻用薬・・・「ふつう」。
45問:眼科用薬・・・「ふつう」。
46問:点眼薬・・・「ふつう」。
47問:殺菌消毒成分・・・「ふつう」。
48問:外皮用薬の非ステロイド性抗炎症薬・・・「ふつう」。
49問:外皮用薬の抗菌作用・・・「ふつう」。
50問:みずむし・たむしの治療・・・「ふつう」。
51問:口内炎・歯痛・歯槽膿漏・・・「やや難」。
52問:禁煙補助剤・・・「ふつう」。
53問:滋養強壮保健薬1・・・「ふつう」。
54問:ビタミンB2・・・「ふつう」。
55問:漢方処方製剤 一般・・・「ふつう」。
56問:生薬及び漢方処方製剤の副作用・・・「難」。
57問:殺菌消毒成分・・・「ふつう」。
58問:殺虫剤及び忌避剤・・・「ふつう」。
59問:一般用検査薬・・・「ふつう」。
60問:妊娠検査薬・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする