本問は、「人体」の「胃」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ペプシンは胃酸によって、タンパク質を消化する酵素であるペプシノーゲンとなり、胃酸とともに胃液として働く。」ですが、誤った記述です。
登録販売者試験によくある「入れ替え」問題です。
間違っているのは、「“ペプシン”は胃酸によって、タンパク質を消化する酵素である“ペプシノーゲン”となり」のところです。
正しくは、「“ペプシノーゲン”は胃酸によって、タンパク質を消化する酵素である“ペプシン”となり」です。
「ペプシノーゲン→ペプシン:長→短」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
人体のカタカナ語句は、定番論点です。「ペプシノーゲン・ペプシン・ペプトン(胃)」も、参考にしてください。
選択肢bの「胃粘液に含まれる成分は、小腸におけるビタミンB12 の吸収に重要な役割を果た している。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには、そのまんまですが、「胃粘液に含まれる成分は、小腸におけるビタミ ンB12の吸収にも重要な役割を果たしている。」とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
各器官とビタミンは、そこそこ出ます。
横断的にまとめたブログの「胃・胆嚢・大腸・腎臓のビタミンのまとめ‐登録販売者 人体」も、参考にしてください。
選択肢cの「胃は、食道から内容物が送られてくると、その刺激に反応して胃壁の平滑筋が弛緩し、容積が拡がる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
なお、他県では、「平滑筋」が「骨格筋」になったり、「弛緩」が「収縮」になったりしたので、丁寧に見ておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「胃内に滞留する内容物の滞留時間は、炭水化物主体の食品の場合には比較的長く、 脂質分の多い食品の場合には比較的短い」ですが、誤った記述です。
「逆」です。
正しくは、「滞留時間は、炭水化物主体の食品の場合には比較的短く、脂質分の多い食品の場合には比較的長い」です。
ご飯だけだとすぐお腹が空きますよね。お肉だと腹持ちがいいですよね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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