本問は、容器や被包の記載事項についての問題です。難しいところはありません。基礎や基本ばかりの出題です。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
本問は、知識問題です。よく出るので、1つ1つ、押えていきましょう。
「1」の「製造販売業者の氏名又は名称及び住所」ですが、これが載ってないと、誰が作ったのかわからなくなります。よって、記載事項です。
「2」の「製造番号又は製造記号」ですが、たとえば、不良医薬品が出たと仮定してみてください。
「製造番号又は製造記号」がないと、その薬が、不良医薬品が生産された時期にものかどうか、わからなくなります。こんな理由から、記載事項と考えられます。
「3」の「一般用医薬品にあっては、リスク区分を示す識別表示」ですが、当該リスク区分とは、おなじみの「第1類医薬品」とか「第2類医薬品」とかのアレです。
リスク区分を示す識別表示が付いていないと、取り扱いに不便が大きいです。よって、記載事項です。
「4」の「配置販売品目にあっては、「配置専用」の文字」ですが、別に、要りません。というのも、配置販売業用の医薬品は、配置に適したものだけが指定されているからです。
「5」の「重量、容量又は個数等の内容量」は、これがないと、これまた不便です。記載事項と考えられます。
まあ、こじ付けが多いですが、テキストを見ながら、確認しておいてください。
特に出るのが、「製造販売業者の氏名又は名称及び住所」と「製造番号又は製造記号」です。
大阪府のひっかけで「“製造業者”の氏名又は名称及び住所」などと出たので、念入りに見ておきましょう。
次に、“要らない”で出る筆頭が、「効能・効果」です。
法定の記載事項には、先の「効能・効果」が載ってないことを、テキストで確認しておきましょう。
「法定記載事項」でないのは、「4」の「配置販売品目にあっては、「配置専用」の文字」となります。
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
41問:目的定義・・・「やや難」。
42問:医薬品定義・・・「やや難」。
43問:要指導医薬品・・・「ふつう」。
44問:毒薬劇薬・・・「ふつう」。
45問:記載事項・・・「ふつう」。
46問:医薬部外品等・・・「ふつう」。
47問:食品・・・「ふつう」。
48問:販売業・・・「ふつう」。
49問:薬局・・・「ふつう」。
50問:店舗販売業・・・「ふつう」。
51問:販売記録・・・「ふつう」。
52問:第二類医薬品・・・「ふつう」。
53問:陳列・・・「ふつう」。
54問:掲示事項・・・「ふつう」。
55問:特定販売1・・・「ふつう」。
56問:特定販売2・・・「ふつう」。
57問:濫用医薬品・・・「ふつう」。取れる問題。
58問:広告・・・「やや難」。
59問:販売規制・・・「ふつう」。
60問:監督処分・・・「やや難」。定番問題。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする