本問は、「医薬品」の「小児の疳」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「小児鎮静薬は、鎮静作用のほか、血液の循環を促す作用があるとされる生薬成分を中心に配合されている。」ですが、正しい記述です。
「小児鎮静薬」の正しい記述です。
手引きには…、
「小児の疳は、乾という意味もあるとも言われ、」
「痩せて血が少ないことから生じると考えられており、」
「鎮静作用のほか、血液の循環を促す作用があるとされる生薬成分を中心に配合されている」
…とあります。
当該「血液の循環を促す作用があるとされる生薬成分」ですが、「ゴオウ、ジャコウ」となっています。
当該2つの生薬は、「緊張や興奮を鎮め、また、血液の循環を促す作用等を期待して用いられる」となっています。
そこそこ出るので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「身体的な問題がなく生じる夜泣き、ひきつけ、疳 の虫等の症状が、成長に伴って自然 に改善することはまれである。」ですが、誤った記述です。
んなーこたないと、突っ込む選択肢です。
手引きには、「身体的な問題がなく生じる夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状については、成長に伴って自然に治まるのが通常である」とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「小児鎮静薬は、症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長 期間(1ヶ月位)継続して服用されることがある。」ですが、正しい記述です。
「小児鎮静薬」は、1ヶ月位、長期で服用されることがあります。
数字は、常に狙われているので、「1ヶ月位」も、チェックしておきましょう。他県で出題実績のある数字です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「漢方処方製剤のうち、用法用量において適用年齢の下限が設けられていないものは、 生後1ヶ月から使用できる」ですが、誤った記述です。
漢方処方製剤ですが、手引きには…、
「漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合にあっても、」
「生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととなっている」
…となっています。
「生後3ヶ月未満の乳児には使用しない」のですから、選択肢の言うような「生後1ヶ月」の赤ちゃんに使ってはいけないです。
数字は、常に狙われています。「医薬品の数字4」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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