本問は、「適正使用」の「啓発活動」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医薬品の持つ 特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸 透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年 10 月 17 日~23 日の1週間を「薬と健康の週間」として いる。」ですが、正しい記述です。
「け・ん・こ・う・の・し・ゅ・う・か・ん」の「10文字」で「10月」と憶えましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚醒剤、大麻等)により生じるもので あり、一般用医薬品によって生じることはない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「一般用医薬品によって生じることはない」のところです。
当然、一般用医薬品でも生じることがあります。
「法規」論点の「濫用等のおそれのある医薬品」を思い出してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「薬物乱用防止を一層推進するため、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が毎年6月 20 日 ~7月 19 日までの1ヵ月間実施されている。」ですが、正しい記述です。
「ダ・メ・ゼ・ツ・タ・イ」の「6文字」で「6月」と憶えましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「違法な薬物の乱用は、乱用者自身の健康を害するが、社会的な弊害を生じることはない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「社会的な弊害を生じることはない」のところです。
手引きには…、
「要指導医薬品又は一般用医薬品の乱用をきっかけとして、」
「違法な薬物の乱用につながることもあり、その場合、乱用者自身の健康を害するだけでなく、」
「社会的な弊害を生じるおそれが大きい」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢の「乱用者自身の健康を害する」のところですが、「注記」には…
「大量摂取やアルコールとの同時摂取による急性中毒から転倒、昏睡、死亡などのほか、」
「長期の乱用によって、臓器障 害、情緒不安定、対人関係・社会生活上の障害などにいたった事例が報告されている」
…とあります。
ここも、出そうなので、テキストをチェックしておきましょう。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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