本問は、「基本知識」の「スモン及びスモン訴訟」についての問題です。選択肢の1つが、全く出題実績のない問い方がされており、確答の難しい問題です。解けなくても仕方がないですが、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
スモン訴訟の基礎問題です。
ド定番論点なので、「スモン・スモン訴訟のポイントまとめ」を、一読してください。
選択肢1の「スモンの原因となったキノホルム製剤は、1958 年頃から呼吸器症状を伴う特異 な神経症状が報告されるようになり、米国では 1960 年にアメーバ赤痢への使用 に限ることが勧告された。」ですが、誤った記述です。
これは、解けないです。こう問われたら、ほとんどの受験生は、お手上げなはずです。
間違っているのは、「呼吸器症状」のところです。
正しくは、「消化器症状」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
なお、年号・年月日は、問われたことがないので、1958年ウンヌンに、神経質になる必要はありません。
選択肢2の「スモン訴訟の被告である国は、スモン患者の早期救済のためには、和解による 解決が望ましいとの基本方針に立って和解が勧められ、1979 年に全面和解が成立 した。」ですが、正しい記述です。
スモン訴訟は、和解が成立しています。
なお、年号・年月日は、問われたことがないので、1979年ウンヌンに、神経質になる必要はありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、和解等については、「薬害訴訟(CJD訴訟,HIV訴訟,スモン訴訟,サリドマイド訴訟)の共通事項+まとめ」も、参考にしてください。
選択肢3の「スモン患者に対しては、施術費及び医療費の自己負担分の公費負担、重症患者 に対する介護事業等が講じられている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「スモン訴訟を契機の一つとして、1979 年、医薬品の副作用による健康被害の迅 速な救済を図るため、医薬品副作用被害救済制度が創設された。」ですが、正しい記述です。
ガチ定番論点です。
手引きには…、
「サリドマイド訴訟、スモン訴訟を契機として、1979年、医薬品の副作用による健康被 害の迅速な救済を図るため、医薬品副作用被害救済制度が創設された。」
…とあります。
制度創設は、必ず、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「誤っているもの」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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