本問は、「基本知識」の「小児と医薬品」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医療用医薬品の添付文書等の記載要領の留意事項」において、小児とは、おお よその目安として、7歳以上 15 歳未満とされている。」ですが、正しい記述です。
おなじみの数字問題です。
手引きには…、
「新生児:生後4週未満、乳児:生後4週以上、1歳未満、幼児:1歳以上、7歳未満、小 児:7歳以上、15歳未満」
…とあります。
ガチで出る数字です。「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方 」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「年齢に応じた用法用量が定められていない医薬品は、保護者に対して、成人用の医薬品の量を減らして小児へ与えるよう説明することが重要である。」ですが、誤った記述です。
よく出る「誤った薬常識」です。
手引きには、「保護者等に対して、成人用の医薬品の量を減らして小児へ与えるような安易な使用は避け、」
「必ず年齢に応じた用法用量が定められているものを使用するよう説明がなされることも重要である」
…とあります。
選択肢の「い医薬品は、保護者に対して、成人用の医薬品の量を減らして小児へ与える」ですが、「アスピリン」など、15歳未満の小児には使えない成分があったことを、思い出してください。
アスピリン等には、「アスピリン、サザピリン、イブプロフェンについては、一般用医薬品では、小児に対してはいかなる場合も使用しないこととなっている」という禁忌がありました。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「小児の誤飲・誤用事故を未然に防止するには、家庭内において、小児が容易に手 に取れる場所や、小児の目につく場所に医薬品を置かないようにすることが重要で ある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。常識的に、判断可能です。
難しく考えないで、解答してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が相対的に低い。」ですが、誤った記述です。
よく出る論点です。
間違っているのは、「身体の大きさに対して腸が“短く”、服用した医薬品の吸収率が相対的に“低い”」のところです。
正しくは、「小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が“長く”、服用した医薬品 の吸収率が相対的に“高い”」です。
「小児・・・長く・高い」は、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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