令和6年度(2024年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「適正使用」の「解熱鎮痛薬の成分表示」についての問題です。「相談すること」は、数が多くて、費用対効果が悪いです。先に「使用しない」を済ませてから、「相談すること」を見ていきましょう。時間がない人は、「捨て問」でもいいです。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「イブプロフェンが含まれているため、出産予定日12週以内の妊婦は、服用しない こととされている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「アスピリン、アスピリンアルミニウム、イブプロフェン」ですが…、
「出産予定日12週以内の妊婦」 は、「妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加のおそれがあるため」、
…「使用しない」となっています。
よく出るので、押えておきましょう。
「使用しない 女性系」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「イブプロフェンが含まれているため、肝臓病の診断を受けた人は、服用前に専門家 に相談することとされている」ですが、正しい記述です。
「イブプロフェン」ですが、「肝機能障害を悪化させるおそれがあるため」ため、肝臓病の診断を受けた人は、「相談すること」となっています。
イブプロフェンだけでなく、解熱鎮痛成分は、稀な重篤副作用として、肝機能障害があるので、ここから、押さえるといいでしょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「アリルイソプロピルアセチル尿素が含まれているため、てんかんの診断を受けた人 は、服用前に専門家に相談することとされている」ですが、誤った記述です。
この選択肢だけは、できないとダメです。
「てんかん」と言えば、「ジプロフィリン」です。
実によく出るので、ガチ暗記してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「無水カフェインが含まれているため、緑内障の診断を受けた人は、服用前に専門家 に相談することとされている」ですが、誤った記述です。
「緑内障の診断を受けた人」が「相談すること」となるのは、「眼科用薬」や「パパベリン塩酸塩」などなどです。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「緑内障」は、よく出る方なので、余裕があれば押えておきましょう。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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