第57問‐鹿児島県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「医薬品PLセンター」についての問題です。基本的なことの出題なので、難しいことはありません。確実に1点としましょう。

第57問‐医薬品PLセンター

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢ア

 選択肢アの「日本製薬団体連合会において、平成7年7月の製造物責任法の施行と同時に開設された。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 キーワードの「日本製薬団体連合会」は、押えておきましょう。

 なお、年号・年月日は、問われたことがないので、「平成7年7月」ウンヌンに、神経質になる必要はありません。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢イ

 選択肢イの「医薬品副作用被害救済制度の対象とならないケースのうち、製品不良など、製薬企業に損害賠償責任がある場合には、医薬品PLセンターへの相談が推奨される。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 キーワードの「救済制度の対象とならない」と、「製薬企業に損害賠償責任がある」で、判断してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢ウ

 選択肢ウの「医薬品及び医薬部外品に関する苦情の申立ての相談を受け付けている。」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。

 他県では、キーワードの「医薬品及び医薬部外品」がよく変えられています。

 たとえば、「医薬品及び医薬部外品、“医療機器”、“化粧品”」などです。

 意識して、「医薬品PL・・・医薬品及び医薬部外品の2つ」と押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢エ

 選択肢エの「健康被害以外の損害に関する申立ての相談は受け付けていない。」ですが、誤った記述です。

 手引きには…、

 「消費者が、医薬品又は医薬部外品に関する苦情(健康被害以外の損害も含まれる)について」

 「製造販売元の企業と交渉するに当たって、公平・中立な立場で申立ての相談を受け付け、交渉 の仲介や調整・あっせんを行い、裁判によらずに迅速な解決に導くことを目的としている」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「ア」は「正」です。

 「イ」は「正」です。

 「ウ」は「正」です。

 「エ」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

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適正使用

 41問:添付文書

 42問:添付文書の「してはいけないこと」

 43問:添付文書の「相談すること」

 44問:一般用医薬品の添付文書

 45問:使用しない‐牛乳によるアレルギー症状

 46問:使用しない‐授乳を避ける

 47問:一般用医薬品の保管及び取扱い

 48問:運転操作しない

 49問:緊急安全性情報

 50問:適正使用情報と情報提供

 51問:情報配信サービス

 52問:医薬品・医療機器等安全性情報報告制度

 53問:医薬品副作用被害救済制度

 54問:医薬品副作用被害救済制度2

 55問:救済制度の給付対象

 56問:使用しない‐基礎疾患

 57問:医薬品PLセンター

 58問:使用しない‐イブプロフェン

 59問:一般用医薬品の安全対策

 60問:啓発活動

令和4年度 鹿児島県 科目別

 ・令和4年度 鹿児島県 インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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