本問は、「医薬品」の「胃腸の薬」についての問題です。これまでの胃腸薬では問われなかったことが問われていますが、どれも、知っておくべきことです。生薬の選択肢が解けないと最終解答を導けないですが、良問です。解けるようになっておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢aの「ボレイ等の生薬成分は、それらに含まれるメタケイ酸アルミン酸マグネシウムによる 作用を期待して用いられる。」ですが、誤った記述です。
新手の出題です。
間違っているのは、「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」のところです。
正しくは、「炭酸カルシウム」です。
「ボレイ」ですが、漢字で書くと、牡蛎です。ここから、牡蠣殻をイメージすれば、炭酸カルシウムを憶えられるかと思います。
なお、選択肢のいう「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」は、「制酸成分」ですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「カルシウムを含む成分については瀉下薬に配合される成分でもあり、下痢等の症状に 注意することも重要である。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「カルシウム」のところです。
正しくは、「マグネシウム」です。
手引きには…、
「カルシウム、アルミニウムを含む成分については止瀉 薬、マグネシウムを含 む成分については瀉下薬に配合される成分でもあり、それぞれ便秘、下痢等の症状に注意す ることも重要である。」
…とあります。
瀉下薬に入っているのは、マグネシウムですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、「カルシウム、アルミニウム・・・止瀉 薬」も、押えておきましょう。
選択肢cの「リュウタンが配合された健胃薬は、散剤をオブラートで包む等、味や香りを遮蔽する 方法で服用されると効果が期待できず、そのような服用の仕方は適当でない。」ですが、正しい記述です。
「リュウタン」ですが、これは、「苦味による健胃作用」です。
苦味によって健胃になるのに、その苦味をオブラートで遮断するのは、無意味ですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「かぜ薬には、制酸成分が配合されていることが多く、制酸薬との併用によって制酸作 用が強くなりすぎる可能性がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
かぜ薬にも、制酸成分が入っています。
手引きには…、
「制酸成分は他の医薬品(かぜ薬、解熱鎮痛薬等)でも配合されていることが多く、」
「併用に よって制酸作用が強くなりすぎる可能性があるほか、高カルシウム血症、高マグネシウム血 症等を生じるおそれがあるため、同種の無機塩類を含む医薬品との相互作用に注意する必要 がある。」
…とあります。
こういう注意事項も、当然、出ます。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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