本問は、「人体」の「脳・神経系」についての問題です。これまでに出題実績のないところが問われており、解答に苦労します。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習しておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢1の「脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位(視 床下部など)がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
他県でも、よく出るところです。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、小分子であってもイオン化していない物質は血液中から脳の組織へ移行しにくい。」ですが、誤った記述です。
難しい選択肢です。
間違っているのは、「イオン化していない物質」のところです。
正しくは、「イオン化した物質」です。
シッカリとテキストを精読してないと、解けないですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「交感神経と副交感神経は、効果器でそれぞれの神経線維の末端から神経伝達物質を放 出しており、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリ ンである」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「交感神経系が活発になっているとき、腸の運動は低下する。」ですが、正しい記述です。
「交感神経系が活発になっているとき」ときは、「闘争・活動」のときですから、トイレになんて行ってられない(=腸の運動が低下してトイレに行きたくない)ですよね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「副交感神経系が活発になっているとき、膀胱 の排尿筋は収縮する。」ですが、正しい記述です。
「副交感神経系が活発になっているとき」なので、排尿促進となる「収縮」です。
「排尿」のメカニズムですが、「膀胱の出口にある“膀胱括約筋”が“緩む”と、同時に膀胱壁の“排尿筋”が“収縮”し、尿が尿道へと押し出される」です。
「膀胱括約筋→緩む。排尿筋→収縮」は、正確に暗記しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
「誤っているもの」は…、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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