本問は、「医薬品」の「衛生害虫の防除」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ウジの防除法としては、通常、有機リン系殺虫成分が配合された殺虫剤が用いられる。」ですが、正しい記述です。
「ウジ」には、一般用医薬品では、「有機リン系殺虫成分」の「ジクロルボス」などが使用されます。
参考:有機リン系の殺虫成分
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「ゴキブリの防除において、燻蒸処理を行う場合、医薬品の成分はゴキブリの卵の殻を透過するため、一度の処理で効果を発揮する。」ですが、誤った記述です。
市販の薫蒸剤は、ゴキブリの卵には、効きません。
手引きには、「そのため3週間位後に、もう一度燻蒸処理を行い、孵化した幼虫を駆除する必要がある」とあります。
参考:医薬品の数字11
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「イエダニは、ネズミを宿主として生息場所を広げていくため、まず、宿主動物であるネズミを駆除することが重要である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「殺虫剤使用に当たっては、同じ殺虫成分を長期間連用することが望ましい。」ですが、誤った記述です。
「殺虫作用に対する抵抗性が生じるのを避ける」ため、同じ殺虫成分を長期間連用せず、いくつかの殺虫成分を順番に使用していくことが望ましい、となっています。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
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