有機リン系の殺虫成分の語呂合わせ。「ボスの大アジとトロ」とか。本ページでは、ジクロルボス、ダイアジノン、フェニトロチオン、トリクロルホン、クロルピリホスメチル、フェンチオン、プロペタンホスの語呂について見ていく。その他、憶え方や注意事項について。
| カテゴリー: 資格こもごも | Tags: 登録販売者, 登録販売者 語呂合わせ, 登録販売者-医薬品
有機リン系の殺虫成分の語呂合わせです。
そこそこ数が多いので、語呂合わせが効く論点です。
最初に語呂から言うと、「ボスの大アジとトロを取りにくる、笛のプロ」で、「ボスのダイアジとトロをトリニクル、フエのプロ」です。
カタカナのところが、医薬品成分の頭文字等になっています。
語呂のイメージとしては、「ボスの食膳に上る大きなアジとトロを取りにくる、プロの笛吹き」です。少し荒唐無稽ですが、意外に頭に入ります。
1つ1つ見て行くと…、
・ボス・・・ジクロル“ボス”
・ダイアジ・・・“ダイアジ”ノン
・トロ・・・フェニ“トロ”チオン
・トリニクル・・・“トリ”“クロ”ルホン
・クル・・・“ク”ロ“ル”ピリホスメチル
・フエ・・・“フェ”ンチオン
・プロ・・・プロペタンホス
…ってな寸法です。
語呂の補足です。
語呂の大半は、頭文字なのですが、「トリニクル」は、「トリクロルホン」の最初の5文字のうち、「トリクロル」の「ロ」を抜いています。脳内変換を願います。
また、「クル」は、「クロルピリホスメチル」の最初の3文字「クロル」から「ロ」を無視して「クル」としています。少々無理がありますが、何とか頭に入れてください。
そして、「フエ」の「フェンチオン」ですが、最初の2文字の「フェ」の「ェ」を大文字の「エ」にして、「フエ」としています。脳内変換してください。
強引なところもありますが、何度も唱えて頭に入れてください。何気にいけます。
「有機リン系の殺虫成分」で、一番よく出るのは、筆頭の「ジクロルボス」です。
時間がなくて、語呂さえ間に合わないようなら、当該「ジクロルボス」だけは、暗記しましょう。
次いで、「有機リン系」の効能もよく出ます。
テキストには…、
「アセチルコリンエストラーゼと不可逆的に結合して」うんぬん…、
…とあるはずです。
この文言のうち、「アセチルコリンエストラーゼ」と「不可逆的」がよく出ます。
本試験問題では、「コリンエストラーゼ」になっていたり、「可逆的に」なっていたりします。間違いですね。
細部まで、しっかり憶えておきましょう。
なお、「可逆的」なのは、「カーバメイト系」の「プロポクスル」と、「オキサジアゾール系」の「メトキサジアゾン」です。これも、出ます。
以上、医薬品成分「有機リン系の殺虫成分」の語呂「ボスの大アジとトロを取りにくる、笛のプロ」でした。
この語呂で、ぜんぶで500個強ある医薬品成分のうち、7個を憶えることができます。
殺虫成分は、テキストの最後の方なので、手が回らない人もいるかと思います。
とりあえず、語呂だけでも、頭に入れておけば、選択肢の1~2つは判別できます。
試験会場の行き時間のときでも、ブツブツ唱えてみてください。
なお、勉強方法等は「登録販売者の独学」を、独学向け教材については「登録販売者 教材レビュー」を、参考ください。
2017年10月18日 2:29 PM
★みんなとシェアする
皮膚に用いる薬と公衆衛生用薬の「殺菌消毒成分」の定番論点に、「ウイルスに効くかどうか」があります。 ...続きを見る
「皮膚に用いる薬」の「抗菌作用を有する配合成分」の成分ですが、本試験では、基本の「名称‐効能」が問わ...続きを見る