第76問‐茨城県 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「婦人薬」の問題です。生薬の選択肢が１つあります。小難しいです。そのほか、カタカナ成分がこれまでにない出題のため、確答に悩む問題です。できなかった選択肢は、復習しておきましょう。
第76問‐婦人薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢a
選択肢aの「エチニルエストラジオールは、長期連用することにより、血栓症を生じるおそれ がある。」ですが、正しい記述です。
「エチニルエストラジオール」の正しい記述です。
手引きには…、
「長期連用により血栓症を生じるおそれがあり、」
「また、乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性もあるため、」
「継続して使用する場合には、医療機関を受診するよう促すべきである」
…とあります。
参考：婦人薬の総論とかまとめ
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「エチニルエストラジオールを含有する婦人薬において、外用薬は製造販売されていない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「外用薬は製造販売されていない」のところです。
手引きには…、
「膣粘膜又は外陰部に適用されるものがある。」
「これらの成分は適用部位から吸収されて循環血液中に移行する。」
…とあります。
よって、外用薬もあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「モクツウは、滋養強壮作用を目的として配合されている場合がある。」ですが、誤った記述です。
「モクツウ」は、「利尿作用を期待」です。
選択肢の言うような「滋養強壮作用を目的として配合」は、婦人薬では、「その他」のアミノエチルスルホン酸（タウリン）、グルクロノラクトン、 ニンジン等かと思われます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
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