午後第2問‐福島県 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
令和4年度（2022年度）福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「胆嚢、肝臓」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
午後第2問‐胆嚢、肝臓
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「脂質の消化を容易にする胆汁酸塩は、腸内に放出された後、その大部分は小腸で再 吸収されて肝臓に戻る。」ですが、正しい記述です。
いわゆる「腸肝循環」です。テキストで確認しておきましょう。
なお、「ひっかけ」問題で、「小腸」が「“大”腸」に変えられるので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「 胆汁中のビリルビンは白血球由来であり、腸管内で 腸内細菌によって 代謝され 糞便 を茶褐色にする色素となる。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「白血球由来」のところです。
正しくは、「赤血球由来」です。
なお、「ビリルビン」については、「ビリルビン（胆嚢）」も一読願います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「黄疸は、肝機能障害や胆管閉塞によりアンモニアが循環血液中に滞留することで生 じる。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「アンモニア」のところです。
正しくは、「ビリルビン」です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「肝臓では 、胆汁酸 やホルモンの生合成の出発物質であるコレステロールが産生され る。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「胆汁酸やホルモンなどの生合成の出発物質となるコレステロール、フィブリノゲン等の血液凝固因子、アルブミン等、」
「生命維持に必須な役割を果たす種々の生体物質は、肝臓において産生される。」
「また、肝臓では、必須アミノ酸以外のアミノ酸を生合成することができる。」
…とあります。
「フィブリノゲン」等については、「フィブリノゲン・アルブミン（肝臓）」も、一読願います。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：3
人体
令和4年度 福島県 科目別
独学向け教材
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