午後第14問‐福島県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和4年度(2022年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「全身的に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午後第14問‐全身的に現れる副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対する即時型のアレルギー反応の一 種である。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「皮膚粘膜眼症候群は、発症の可能性がある医薬品が限られているため、発症の予測 がしやすい。」ですが、誤った記述です。

 配偶者のように、まったく違う選択肢です。

 皮膚粘膜眼症候群は、発症機序の詳細は不明であり、また、発症の可能性がある医薬品の種類も多いため、発症の予測は極めて困難です。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「偽アルドステロン症は、体内にカリウムが貯留し、体からナトリウムが失われるこ とによって生じる病態である」ですが、誤った記述です。

 これまた、ド定番の問題です。

 間違っているのは、「体内にカリウムが貯留し、体からナトリウムが失われる」のところです。

 正しくは、「塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われる」です。

 カリウム・ナトリウムは、「偽アルドステロン症」の昔から問われている論点です。ガチ暗記しましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「中毒性表皮壊死融解症は、発生は非常にまれであるとはいえ、一旦発症すると多臓 器障害の合併症等により致命的な転帰をたどることがある。」ですが、正しい記述です。

 「中毒性表皮壊死融解症」の正しい記述です。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 午後1問:消化器系

 午後2問:胆嚢、肝臓

 午後3問:消化器系

 午後4問:呼吸器系

 午後5問:循環器系

 午後6問:泌尿器系

 午後7問:目

 午後8問:耳

 午後9問:皮膚、骨

 午後10問:脳や神経系

 午後11問:副交感神経系

 午後12問:医薬品の作用

 午後13問:医薬品の剤形

 午後14問:全身的に現れる副作用

 午後15問:精神神経系の副作用

 午後16問:消化器系副作用

 午後17問:間質性肺炎

 午後18問:泌尿器系副作用

 午後19問:医薬品副作用 総合1

 午後20問:医薬品副作用 総合2

令和4年度 福島県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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