午後第20問‐福島県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和4年度(2022年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「医薬品副作用 総合2」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午後第20問‐医薬品副作用 総合2

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「登録販売者は、医薬品の副作用等を知った場合において、保健衛生上の危害の発生 を防止するため必要があると認めるときは、その旨を 医薬品医療機器等法に基づき 厚 生労働大臣に報告しなければならない。」ですが、正しい記述です。

 令和4年度の改正事項です。

 手引きには…、

 「登録販売者は、医薬品の副作用等を知った場合において、保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認めるときは、」

 「その旨を厚生労働大臣に報告しなければならないとされており、」

 「実務上は決められた形式に従い報告書を独立行政法人医薬品医療機器総合機構に提出することとなる。」

 …とあります。

 「法規」でも出る論点ですが、「人体」の「副作用」でも、同様の論点が追加されています。

 過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「一般用医薬品においては、副作用の報告数は少ないため、情報を収集する必要はな い」ですが、誤った記述です。

 ダメダメな選択肢です。

 手引きには…、

 「一般用医薬品においても毎年多くの副作用が報告されており、市販後も医薬品の安全性を継続的に確保するた めに、専門家により多くの情報が収集され医薬品の安全性をより高める活動が続けられている。」

 …とあります。

 本問も、令和4年度の改正事項です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

 選択肢3の「薬疹が起きる医薬品は限られている。」ですが、誤った記述です。

 薬疹は、あらゆる医薬品で起きる可能性があります。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢4

 選択肢4の「薬疹は、医薬品の使用後1~2週間で起きることが多く、長期使用後に現れることはない。」ですが、誤った記述です。

 前半部分の「使用後1~2週間で起きる」は正しいのですが、後半部分の「長期使用後に現れることはない」が間違っています。

 正しくは、「長期使用後に現れることもある」です。テキストで確認しておきましょう。

 数字は、常に狙われています。「副作用の数字2」を一読をば。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「誤」です。

 「正しいもの」は、

 正解:1

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人体

 午後1問:消化器系

 午後2問:胆嚢、肝臓

 午後3問:消化器系

 午後4問:呼吸器系

 午後5問:循環器系

 午後6問:泌尿器系

 午後7問:目

 午後8問:耳

 午後9問:皮膚、骨

 午後10問:脳や神経系

 午後11問:副交感神経系

 午後12問:医薬品の作用

 午後13問:医薬品の剤形

 午後14問:全身的に現れる副作用

 午後15問:精神神経系の副作用

 午後16問:消化器系副作用

 午後17問:間質性肺炎

 午後18問:泌尿器系副作用

 午後19問:医薬品副作用 総合1

 午後20問:医薬品副作用 総合2

令和4年度 福島県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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